Yumotoitaya(湯元 板屋)

Reviews

• 2016/05/24

  TAKE

  大田原からは一路、日光湯元温泉へとやって来ました。こちらには10数軒のお宿があるとのこと。その中でも「湯元」という名に惹かれ、こちらを訪問先としました。創業150年とのこと（湯守の歴史としては250年とあるので、お宿としての歴史なのかな？）で、そこそこの老舗といった処でしょうか。体裁整った感じのお宿です。 さてこちらのお湯は含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉、泉温74.1℃、源泉名は奥日光開発㈱３，４，７号　森林管理署源泉混合泉。主な成分はCa:191.5mg、Na:126.1mg、Mg:4.2mg、Fe(Ⅱ):0.1mg/硫酸:496.2mg、炭酸水素:236.4mg、Cl:77.8mg、HS:10.9mg、F:1.0mg、チオ硫酸:0.6mg/メタケイ:96.0mg、メタホウ:18.4mg/H2S:37.2mg。溶存物質（ガス性除く）:1284mg/kg、総硫黄:45.9mg、pH:6.5。 使用状況は加水:あり、加温:なし、循環ろ過:なし、消毒:なしの表示。 お湯の特徴としては石膏系ベースの硫黄泉。総硫黄が40㎎を越えているのでインパクトははっきりした感じ。泉源は温泉地の外れ湯ノ平湿原にあるとか。引泉距離はさほどないためか、かなり熱めのお湯が引かれている様です。 露天は石造り浴槽で５畳強。景観的には裏手の雑木林を眺める。 湯色は透明感ある弱緑黄色・弱濁り、白い湯の花あり。硫黄の香りはH2Sが主体なので、湯の香そのものよりも雰囲気の方に感じる印象だ。浴感的にはきしみ＋指先に感じる粘りは単純硫黄泉にはない感触かな。適温41℃の具合。 内湯はタイル張り木の縁取り５畳半。湯色は弱濁り。露天の様な大きな湯の花はないが、その分やや濁り増しの感じか。こちらの雰囲気にも硫黄を感じるが、強制換気装置はあり。こちらも適温41℃。 なお訪問時には名残雪が舞っていた。ここは標高約1500mになるが、さすがにＧＷ中のこの時期だ。関東の奥日光でもこれだけ降るとは思わなかった。路上に積もるほどではないが、チラチラというよりも、割と普通な勢いで降るもんだから、ちと驚いた。やはり当日は連休中に珍しく、相当に冷え込んだらしい。後ほど宿に着いてから、北海道でも当然ながら雪だったとの知らせを聴いた。例年であれば、北東北～道南は桜の季節なのだが、今年はやや変調なのかなあ？

• 2016/03/26

  あび

  250年の歴史あるお宿。４階建の建物の３階に宿泊。全25室が前白根山に面しているとの事で部屋からの眺望最高。スタッフも自然な笑顔で皆大変感じが良い。内湯露天風呂共に３階にある。湯口からは絶えず豊富かつ新鮮な湯が注がれ大変綺麗な湯。乳白色の湯をかき混ぜると見事過ぎる湯の華が！！誰か湯の中で豆腐崩しました？？ってな感じのサイズが踊っては沈み・・を繰り返す様に感動。備え付けのシャンプーの類いもMIKIMOTOなのが嬉しかった。宿泊同日は寒の戻りで小雪が舞っていたが、それがかえって良かった。熱目の露天でも、ゆっくりと長湯出来た。お湯も料理もサービスも言う事ない。ただ露天からの眺望の無さが残念。緑萌える季節はまた違った景色に出逢えるのかな!?季節を変えて是非また訪れてみたい宿だった。

• 2015/12/22

  雪ん子

  丸沼高原スキー場帰りに寄りました。日帰り1000円。タオル付き。接客は気持ち良くすぐにフロントで対応して頂けた。三階にお風呂があり貸し切り状態でゆっくり出来た。この日も綺麗なエメラルドグリーン+乳白色で硫黄の匂いにつつまれる。内湯に比べ露天は少し温めでしたが長湯には調度良い感じでした。女湯は竹垣に四方囲まれる感じですが山側は解放感はあるので閉塞感はあまり感じなかった。男湯女湯の前にこじんまりした可愛い休憩処があり、お風呂あがりに日光のお水を頂きましたが美味しかったです。