Nanbuya(なんぶ屋)

Reviews

• 2015/01/08

  TAKE

  東鳴子にやって来ました。数件の湯治宿が距離をおいて並んでおり、鳴子に比べると閑静な雰囲気です。当日の宿をこの温泉街に取っています。宿にチェックインを済ませてから、夕食までの間に近隣のお湯を巡ってみました。なお、温泉郷では共通の湯巡りシールで利用出来る処が多くあります。お安く利用出来る場合もありますが、たびたび小銭を用意する煩わしさもなく便利かな。と思いました。こちらもシール２枚で利用させて頂きました。 さてこちらのお湯はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉、泉温66.4℃、源泉名は新井第２号泉・動力揚湯源泉、新井第５号泉・唐竹沢源泉　混合泉。主な成分はNa:269.7mg、Ca:24.7mg、Mg4.5:mg、NH4:1.9mg/炭酸水素:565.6mg、硫酸:113.4mg、Cl:104.8mg、HPO4:1.1mg、HS:0.7mg/メタケイ:180.8mg/H2S:0.3mg。溶存物質（ガス性除く）:1303.5mg/kg、総硫黄:1.0mg、pH:7.4。 使用状況は加水:なし、加温:あり（冬場の気温低下時のみ加温）、循環ろ過:なし、消毒:なしの表示です。準源泉掛流しといったところでしょうか。 独特な芳香臭はモール臭と表現しましたが、NH4や硫黄なども関連するのかも知れません。 内湯はコンクリート造り浴槽で10畳サイズ＋寝湯は２畳サイズ。湯色は透明感ある弱褐色・微濁り。香りはモール臭。槽内はややあつ43℃の具合。 露天は岩風呂で４畳サイズ。湯色は夜で暗くて見えません。槽内は41℃の具合。浴感的には普通程度のつる感あります。

• 2013/06/09

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】71.5℃ 【成分総計と泉質】1449,6mg ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉 【色】薄黒 【におい】微あぶら 【味】ほぼなし 【浴感】肌スベ 【温泉利用状況】一部循環？ 【感想】東鳴子はこてこての湯治場として、歴史ある渋い宿、そして素晴らしい湯と向き合う場である。と思う。東鳴子をそう捉えるのであれば、旅館なんぶ屋はどこか東鳴子っぽくない雰囲気である。湯治の雰囲気と言うよりもアットホームな宿で家族での利用も気兼ねなくできそう。利用客は宿泊客と、地元とみられる高齢者も入浴していた。浴室はゆったりした内湯とこぢんまりした露天。そもそも東鳴子で露天があるということが珍しい。源泉は共同の混合泉を使用していて、東鳴子特有の薄黒いあぶら湯を堪能できる。しかし他の宿がもつ独自源泉の威力と比較すると共同源泉は物足りないものとなる。単体で見ると凄まじい湯と言えるのだが。駐車場もしっかりしているし利用しやすい雰囲気は東鳴子で屈指だと感じた。　

• 2013/05/31

  しろうさぎ

  駐車場は広く、温泉を使った融雪パイプが埋設されているのかと思えるほど、よく除雪されている。　新館を追加建築したばかりの感じできれい。　風呂は旧館に２カ所、新館に４カ所ある。 旧館の風呂は塩素入りだが、新館はかけながしで、泉質は大沼の風呂とほとんど同じ。　寝湯と露天風呂もある。　なにより高友旅館に近いのがいい。 新井第２号泉、新井第５号泉・唐竹沢源泉混合泉　 ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉　かけながし ７１．５度　ｐＨ７．７　溶存物質　１４４９．６　メタケイ酸　２１０．８　メタホウ酸　１７．７　酸化還元電位　（ＯＲＰ）マイナス２９　（２０１３．１．１３