Asuka Ryokan(あすか旅館)

Reviews

• 2015/01/12

  TAKE

  中山平温泉にやって来ました。中山平は鳴子温泉からは西に位置します。閑静な山里で、素朴な湯治の宿が点在しているといった感じです。私は当日の宿をこの温泉地に取っており、早めにチェックインすると共に周辺の湯巡りをしてみました。早速訪問してみたのはその一軒。なお、こちらでも鳴子温泉郷の共通湯巡りシールが利用出来ます。 さてこちらのお湯はアルカリ性単純泉、泉温78.4℃、源泉名はあすかの湯。主な成分はNa:41.2mg/炭酸水素:48.0mg、硫酸:11.5mg、Cl:4.7mg、HPO4:2.3mg、HS:0.4mg/メタケイ:146.3mg。溶存物質（ガス性除く）:274.9mg/kg、総硫黄:0.4mg、pH:8.5。 使用状況は加水:あり（湯張り時のみ）、加温:なし、循環:あり（温度管理のため併用掛流し）、消毒:なしの表示です。 お宿の名前と同じく、自家源泉ですね。この辺りも基本的に自家源泉が標準です。お湯の特徴としてはナトリウム-炭酸水素塩系のアルカリ単純泉。メタケイそこそこ感でpHが高めです。中山平辺りのお湯はつる感が特色の様です。 内湯のみで２槽あり。 主槽は木造り浴槽で４畳サイズ。湯色はほぼ無色透明。香りは仄かで微塩化物系か？と思うぐらいで、浴槽の木の香も混じっているのかな。槽内はややあつ43℃の具合。浴感的にはつる感が顕著に出てますね。なお循環ありとのことだが、槽内にはよく池に使われている様な灯篭が置かれていますね。そのまま流用したのでしょうか。この灯篭が底から湯を吸い上げ～吐き出します。槽内循環のみを目的としている模様。温度ムラをなくすのと、若干温度を下げるためと思われます。ろ過や消毒はされていないのが幸いだが、もう少し見栄えを良くした方が良いのかな。 傍らにある小槽はこじんまりの１畳サイズ。こちらの槽内もややあつ43℃の具合。湯口からチョロチョロ投入の様子で、こちらは源泉掛流しの様ですね。

• 2012/11/04

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】74.6℃ 【成分総計と泉質】297,8mg アルカリ性単純温泉 【色】透明 【におい】木 【味】なし 【浴感】肌すべ 【温泉利用状況】加水掛け流し 【感想】中山平温泉の中でもひっそりとした場所に位置し、宿なのだが地元住民の憩いの場と化していて、玄関前では住民が語らっていた。中に入って入浴を申し込もうとするが、呼んでもなかなか出てこない。鳴子シールも使えるが、「何枚？」と逆に質問されたので私のような客は珍しいのだろう。露天もあるようだが、今回はフロントからすぐのところの内湯のみ利用した。６人サイズ槽と２人サイズ槽があり、全体的にこぢんまりした浴室である。こぢんまりしているのだが地元の方と見られる入浴者が５人ほどいたので、まるで共同浴場に来ているみたいだった。湯は中山平温泉ということを考えればパンチ力に欠けるアルカリ性単純温泉。特筆すべき点は特にないが、スベスベ感や源泉温度の高さなどポテンシャルは良いものがある。においは何らかのにおいがうつったのか、温泉臭というよりかは木のにおいがした。混雑する時は肩身狭いが、アル単という優しい湯に包まれるのも良い。　

• 2012/08/14

  温泉育ち

  小さい方の浴槽は１～２人用。源泉と水の蛇口があり調整はできます。当日は43℃～４４℃と少しあつかったです。