Facilities
Address | Tokyo 江東区常盤2-3-8 |
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Telephone | 03-3631-9649 |
Access |
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Services | Near the Train Station |
Characteristics of hot springs | One Day Hot Spring, One Day Bathing |
Reviews
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2015/11/09
清澄白河駅に近い、宮造りの大きなレトロ銭湯なのですが、色々面白い点があります。 中央には元来入口であったと思われる木の扉が残っていますが、今は左手の靴箱の所から入ります。 入口に「設備不充分のため、お相撲さん御断り」の張り紙。両国に近い場所柄を感じると同時に、少し気の毒にも思いました。 靴箱から中に進むと、昔の玄関だった?スペースがあり、宝船のタイル絵が飾られた男女別の入口を入ると番台になります。 脱衣所は、格子天井、柱時計のある伝統的なもの、その脱衣所から浴室の脇まで縁側が延びていて、鯉の泳ぐ池のある庭となります。 「レトロ銭湯の王者」と呼び声の高い、荒川区「帝国湯」と似た構造です。 浴室は、カラン24、立ちシャワー1。シャンプーなどの備えはありません。 奥の壁に、早川氏の伊豆からの富士が、男女にまたがって描かれています。由緒正しい「センター富士」です。 男女仕切り壁には、川の風景を描いたタイル絵もあります。 浴槽は3つに分かれ、44度くらいの主浴槽、それより熱い熱湯、2人ほど入れる小さなぬる湯です。 大体ぬる湯に人が入っており、主浴槽はバイブラのため余計熱く感じ、あまり人は入りません。 ましてや、試しに熱湯に入ってみるという物好きは、私以外にいませんでした。 浴室の白いタイルはとても清潔感がありますが、浴槽やカラン台の縁がカーブになっていて、こういう点もレトロ感があります。 常時10人ほどの人がいて、旧式の銭湯としては大変流行っているという印象です。 湯は熱いですが、そのあと縁側で休むととても気持ちがよく、これぐらいが丁度良いという気もしました。 リーズナブルな旅館街の森下にも近く、地方から来られた方にもオススメです。