Nassa Onsen Momijiya(夏山温泉もみじや)

Reviews

• 2015/03/04

  TAKE

  こちらはR42沿いの「喜代門の湯」から県道を海側に行った、小さな集落の中にあります。湯治宿風のちょっとレトロな感じのお宿です。立寄り料金は300円のまま変わっていません。というか、雰囲気も全く変わらない感じですね。南紀湯川のお湯としては、宿の雰囲気含めて私的には一番かと思います。 さてこちらのお湯は分析書の掲示がなく詳細不明ですが。アルカリ性単純泉、もしくは単純硫黄泉と思われます。 使用状況表示もありませんが。源泉掛流しとなっています。 内湯のみで曲線を描くＬ字型のタイル張り浴槽は２畳サイズ。浴槽および床に使われているタイルは味のある造りです。その上をオーバーフローした湯が駆け巡ります。湯色はほぼ無色透明。香りは仄かな硫黄。飲泉してみるとほとんど塩気はなく、硫黄の香のみという印象。ゆりの山に比較すると、こちらの方がしっかり湯の香にも硫黄の印象です。総硫黄量の違いでしょうか。浴感的にはつる感あり。おお、何と泡付きもありますねえ。前回は夏場だったため、泉温の関係で気が付かなかったのかな？ 湯温はぬる湯38℃の具合。湯口では41℃ぐらいかな。冬場のぬる湯よろしいかと思います。 前回は終始貸切でしたが、今回は先客が２名、先客が上がると一時貸切になりますが、私が上がる頃にまた１名といった感じ。タイミングによります。

• 2014/04/10

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】 【成分総計と泉質】不明 【色】透明 【におい】硫黄 【味】硫黄 【浴感】肌つる 【温泉利用状況】掛け流し 【感想】実は昼間に一回訪問しておりまして、応答がなかったので調べてみると立ち寄りは夕方～とのことであった。なので夕方に再度訪問すると施設の方がいてきちんと入浴できました。経年感のあるレトロな宿で、味があるし心が落ち着きます。浴室には地元の方が一人いて、混雑しているかと思っていたがそうでもありません。内湯のみで、いびつな形をした槽には８人くらい入れそう。湯がドバドバと注がれておりまして、オーバーフロー量もとても多く、温泉が好きな方であれば誰でも口元がニンマリしてしまうこと間違いなしでしょう。湯は４０～４１℃くらいの長湯できる温度で、これだけ大量に掛け流されているものですから湯が新鮮で体表への泡付きも多いです。硫黄臭がして、つるつるとした浴感もはっきり分かります。飲泉も可能でして、口に含むと硫黄がフワリと広がる美味しい温泉でした。感慨無量である。 　　

• 2013/09/25

  TAKE

  紀伊勝浦に来ました。 当日のお宿に辿り着く前にこちらに立ち寄りました。 R42沿いの喜代門の湯のすぐ近くに、海側に抜ける短い県道があり、そこから小さな集落に入って行く感じですね。 こちらは穴場ですね。 存在を知らないと、おそらく観光客などは来ないでしょうね。 昭和レトロ感が漂うお宿です。 日帰り利用は15時～と時間が限定されていますので、来るお客も限定されますね。 駐車場ありとのことだが、宿の前には２台ぐらいしか止めるスペースがなく、先客（おそらくは宿泊客）で埋まってました。 少し離れた処に道幅が広い処があり、そこらに止めました。 あるいは海側に止めて、歩いてきてもいいのかな。 当日は２組？ほど宿泊のお客さんが見えてた様です。 部屋の明かりが見えました。 男湯は貸し切りでしたが、女湯の方にはお客がいました。 おばちゃんが夕食の準備に忙しそうです。 声を掛けると、奥から出て来て手を差し出しましたので300円を払います。 料金は下調べしてきた通りでした。知ってるかどうか試されたみたいだなあ。 浴場は内湯1槽のみ。 タイル張りで、こちらも昭和の雰囲気ですねえ。 さてこちらのお湯はアルカリ性単純泉、泉温　約42℃？、微硫黄臭、無色透明 成分詳細は不詳。 残念ながら分析書の掲示がありません。 帰り際におばちゃんに確認しようと思ったが、忙しそうなのでやめておいた。 本来は備えて頂くのがよろしい。 なお泉質・泉温については近隣の「ゆりの山」や「喜代門の湯」の状況からして、ほぼ類似と思われ、およその推定です。 湯口から注がれる湯は、決して広くはない浴槽の大きさに比して潤沢のため、良好な源泉掛け流し状態ですね。 まあ、浴槽の広さは貸切であれば充分過ぎますが。 窓は開け放たれ、外が見えます。 残念ながら海まで見通すことは出来ませんが、周囲の緑を見る感じでした。 今の季節はやや泉温高めなのですかねえ？ こちらでは適温付近の感じでした。 ゆりの山や、喜代門の湯よりは、心持ち温度が高めの様な気がしました。 昭和レトロな雰囲気で、また貸し切りだったこともあり、この辺の単純泉では一番気に入りましたねえ。