Facilities
Address | Nara 御所市柿ヶ坪645-1 |
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Telephone | 0745-62-3615 |
Access |
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Services | Parkings |
Characteristics of hot springs | One Day Hot Spring, One Day Bathing |
Reviews
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2010/06/16
JR・近鉄の御所駅から東へ徒歩15分ほど、御所小学校の東にあります。小学校の東を南北に貫く通りがありまして、そこに案内看板が出ています。通りから10mほど西に入りますが、店前がちょっとした駐車スペースになっています。 ここは入り口周りが文化財級の懐かしさでして、まず店の看板が水色のトタン+ペンキ字、「たけしくん、はい」に出てきそうなあれです。入り口は浴室に対して横方向になっていまして、この靴ロッカーが嬉しい年代物。黒光りして、お宝探偵団ならいい値段がつきそうな(笑)。 で、靴を入れますと回れ右をしまして入り口へ。番台には、原節子さんが年齢相応になったらこんな感じかなと思わせてくれるチャーミングなお婆さんが座っておられます。昭和チックなのはここまででして、脱衣所はそれなりに広く、ロッカーも新しくなっています。センターに1畳ほどの広さの椅子があります。浴室ですが、これもぼちぼちの広さでして、男女の壁に沿って手前から主浴槽(深い)、ジャグジー3つ、バイブラと3種類の浴槽が配置されています。塩ビパイプで両サイドから湯が投入されている他に、主浴槽の底から熱い湯が入ってくるのと、たまに思い出したように源水が入ってきます。地下水か上水かは分かりませんが、甘味がしました。塩素臭はさほど強くはありません。 白を基調としました安心感のある内装でして、このあたりが「産湯」をイメージさせてくれるのでしょうか。人間生まれて初めてすることは泣くこと、次に産湯につかることですから、私の風呂好きもそのあたりからのキャリアになるのでしょうか。まぁ銭湯のレポートとは関係ない話題ですねぇ。ただ、ところどころにタイルのひび割れがありまして、特に奥のモザイク画、池で白鳥が泳いでいる絵なのですが、落雷のようになっています。 それなりに広い浴場でして、外観の割には中はしっかりと近代になっているのでご安心を。銭湯さんも、番台の素敵なお姐さんもいつまでも息災で続けていってもらいたいなぁと応援しています。