Koufuu Onsen(光風温泉)

Reviews

• 2016/07/12

  TAKE

  深浦町からの帰路、当日の宿に向かいながら、つがる市を通り掛かります。こちらは自動車整備工場の光風商会さんが運営されている温泉です。工場の隣に建つプレハブチックな公衆浴場といった感じですね。実は２日前にも訪問していたのだが、たまたま月曜休館日に当たっていたため、出直しとなりました。現在の利用料金は300円。 さてこちらのお湯はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、泉温50.5℃、源泉名は光風温泉。主な成分はNa:2886mg、Ca:18.5mg、Mg:15.5mg、NH4:6.7mg、Li:0.4mg、Fe(Ⅱ):0.3mg/炭酸水素:3553mg、Cl:2754mg、Br:9.5mg、硫酸:3.1mg、I:1.2mg、F:0.9mg、HPO4:0.8mg/メタケイ:166.1mg、メタホウ:49.8mg/CO2:326.0mg。溶存物質（ガス性除く）:9602mg/kg、pH:6.95。 使用状況表示は見当らなかった。状況的に見て完全放流と見えます。 お湯の特徴としては重曹系の塩化物泉だが、両者かなり拮抗している。溶存物質が10gに届こうかといった辺り。メタケイそこそこ感、遊離炭酸も300mgを越えているのが目に付く。 内湯のみ、タイル張り浴槽が２槽あり。 奥側/２畳弱サイズ。湯色は透明感ある黄色。かなりはっきりとした色合い。香りは塩化物系。浴感的には掛け湯で判るほどのつる感。あつ湯の44～45℃。あつ湯でも判るほど。重曹系と遊離炭酸によるものか。 手前側/４畳弱サイズ。湯色は黄味が増した感じ。浴感的にはこちらもつる感出ている。香りは塩化物系で独特な感じはNH4か。モール的な感じがする。こちら適温41℃。塩化物多めなので温まり感の熱的インパクトは強めだ。湯から上がり、肌をさすると乳液かオイルを塗った様な滑らかさがある。 ２槽は槽内仕切下の穴にてつながっており、小槽→主槽へとオーバーフローすることで温度差が出来る。 以前にお笑い芸人の鶴瓶さんがＴＶ取材に訪れていた様で、記念写真が飾ってありました。近隣住民の日常的なお湯といった印象だが、従業員の福利厚生も兼ねているのかな。

• 2014/06/24

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】50.5℃ 【成分総計と泉質】9,928g ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉 【色】黄褐色 【におい】モール 【味】塩 【浴感】ヌルツル 【温泉利用状況】掛け流し 【感想】カーナビの案内が終了しても、「あれ？自動車修理場？じゃないか」と、通り過ぎてしまった。ネットで調べてみるとその敷地内にあるということで、一見事務所か何かかと思った建物が、まさに光風温泉だったのです。中に入ったら休憩スペースがあるのみで、「？」状態。更に奥に進むと番台があり、ここで初めてお金を払うことになる。浴室は内湯のみで熱めと適温に分かれていまして、多くの地元客が入浴していました。湯は黄褐色のモール系温泉で、槽内はモール臭。ヌメッとしたスベスベ感や塩味を感知することができまして、コップがあったので飲泉してみると鉄や塩をキャッチ。HCO3の量も3553mgと多く、温まる感じもあるがスッキリとした清涼感もあるという不思議な感覚。（温まりが優位ではある）浴室にはエビスと鯛の絵も描かれており独特。飲める掛け流し温泉がちょっぴり安めの２５０円ということで、申し分ないですね。