Kadohan Ryokan(かど半旅館)

Reviews

• 2014/10/02

  TAKE

  関越道を沼田ICで降り、中之条方面に向かいます。日本三大美人湯と云われる川中温泉にやって来ました。こちらは秘湯の会のお宿で、当日のお泊り処。湯治宿といった感じの風情です。この訪問にて、日本三大美人湯の全制覇となりました。 さてこちらのお湯はカルシウム-硫酸塩泉、泉温34～35℃、香り仄かな硫酸塩系、ほぼ無色透明、源泉名は川中温泉　美人の湯。 主な特徴を表す成分はCa:396mg、Na:47.8mg／硫酸:1010mg、Cl:11.7mg、CO3:3.9mg、炭酸水素:3.4mg、HS:0.8mg／メタケイ:28.1mg。 使用状況は加水：なし、加温：あり、循環ろ過：あり、消毒：空欄の表示です。但し実際には源泉浴槽のみ加温：なし、循環：なしの源泉掛流し。（源泉湯宿を守る会の認定証あり） お湯の特徴はほぼ純粋な石膏系の硫酸塩泉。カルシウム硫酸塩が主で、比較してナトリウム塩が非常に少ない。メタケイや炭酸水素があまり含まれず、浴感的につる感は極めて少ない印象。但し硫酸塩系のお湯は湯上り後のお肌の状態に顕れます。全体的にぬる湯で加温の影響が抑えられ、夏場の方が良かと思う。 浴場は「男湯・女湯」と「大湯・露天・源泉」のある主浴場の２カ所。主浴場は時間帯により女性専用。内湯の主槽が大湯、小槽が源泉で、その外が露天。 ①「源泉」は扇型のこじんまり浴槽で１畳弱サイズ、少し冷たく感じる不感帯で白い湯の花あり。非加熱源泉の掛流しで、お湯としてはこちらが目玉。 ②「大湯」は６畳サイズ、少しだけ加温されているが、ぬる湯38℃～40℃弱。 ③「露天」は６畳サイズの岩風呂が２槽。手前の浴槽に湯口があり、槽内は41℃～40℃。奥側の浴槽はそちらからのオーバーフロー（槽内に直径4cmの穴がある）で、38℃～不感帯。湯の花は白系でやや茶色味を帯びる。近くの沢のせせらぎを聴きながら過ごします。 ④「男湯」は２畳サイズ。ややぬる40℃。主浴場が使えない時間帯の補助的役割。 湯量は45L/minと限られており、宿泊定員は26人。現状、日帰りをお断りしているのは湯質維持のためと思われます。良好な掛流しのお湯の目安として、宿泊客1人当り1L/min以上が必要と云われています。 夕食は刺身がコイ・こんにゃくの酢味噌、それとは別に刺身こんにゃくの生姜醤油もあり、群馬らしいと思いました。焼き物は岩魚、夏野菜の陶板焼き風、とろろ、煮物等の感じで、一番最後に名物「おっきりこみ」が出て来ました。

• 2011/10/09

  源泉かけ流し

  11000円税別(２名で６畳)の宿泊料金。 料金の差は部屋の広さで料理は同じとのこと。 悪くはなかったですが、トータルでコスパがよくないと思うので、再訪はないと思います。 泉質も思ったほどではなく、いわれている浴後のツルスベ感もさほどには感じませんでした。あの程度なら他にいくらでもあるかと。 部屋は改装されて清掃も行き届き、清潔感はありますが、服をしまう物入れもない狭さ。仕切りも襖なので、２つ隣のテレビの音や話し声まで丸聞こえ。 料理も家庭的で悪くはありませんが、一万円以上の料金には見合わないと思いました。

• 2011/01/20

  しろうさぎ

  日本三大美人湯の石碑は建っていたが、現在日帰りをやっていない。