Facilities
Address | Gunma 吾妻郡中之条町入山 |
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Telephone | 0279-26-7727(中之条町 観光商工課) |
Official Website | http://www.nakanojo-kanko.jp/onsen/shiriyaki.shtml |
Entrance fees: free
Access |
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Types of hot springs | Sulfate Springs, Chloride Springs |
Types of effectiveness | Skin Disease, Hemorrhoids, Incised Wounds, Women's Disease, High Blood Pressure |
Services | Parkings |
Characteristics of hot springs | One Day Hot Spring, One Day Bathing, Open Air Bath, Open Air Bath |
Reviews
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2015/08/19
平家の落人が発見したと伝わる尻焼温泉。川底から湯が湧く長笹沢川を、人工堰で区切ったワイルドな野天風呂。平日の午後、訪れてみました。関晴館手前の町営無料駐車場に車を停め、徒歩で向かいます。関晴館を過ぎ、更に100m程歩くと尻明橋(しりあきはし)。右奥に、ホテル光山荘が見えます。橋を渡って左折すると、左側に川原へ下りる道。川風呂入口の看板もあります。少し川沿いを歩くと、簡単な屋根が掛かる湯小屋。料金は無料です。中に入ると、棚にプラ籠が並ぶ脱衣スペースもありますが、晴れていたので川原の石の上に脱いだ服を置く人も。6人サイズの石造り浴槽があり、無色透明のカルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物温泉(分析書なし)が、かけ流しにされています。湯温は44℃弱位で、肌がややスベスベする浴感。口に含むと、石膏臭がして円やかな味。小さな白い湯の花も、舞っています。続いて、目の前の川の湯へ。一応サンダルと水着持参で準備万端でしたが、先客のおっちゃん数名は裸で入浴中。この雰囲気で海パン姿じゃ、逆に川遊びに来たみたいになっちゃうので、同じスタイルで入浴。川底の岩が苔でとても滑るため、湯に浸かった状態で移動。40℃~42℃位と適温です。常連さんらしき方が、こんなに丁度いいのは滅多にないよと、言っています。熱い湯を探していたら、「対岸奥の三角岩の下が熱い」と教えてもらい、行ってみると44℃弱位の湯が足下湧出。この他にも熱い湯が出ているところがありましたが、いずれも岩に苔が生えていないのが特徴でした。大自然に包まれ、しばしまったりも。川の中をあちこち移動していたため、上がっても汗が止まりませんでした。
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2014/11/25
河底からお湯が出てくる野天は、私の経験では、和歌山の「川湯温泉」、長野秋山郷の「切明温泉」などがありますが、この「尻焼温泉」は自分で砂利を掘らなくても、はじめから湯船が出来ています。 無料の野天ですが、一応脱衣場みたいなものもあって、そこで脱いではいることができます。 ですから、河原湯といっても、かなり入りやすい普通の露天風呂という感じです。 なので、遠慮無く裸で入らせていただきました。 首都圏から一番近い河原野天として、貴重な存在と思います。
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2014/10/04
沢渡温泉から今度は尻焼温泉にやって来ました。こちらの開湯起源は不明だが、既に江戸時代には存在は確認されていたとか。尻を焼くほど熱いお湯で、痔の療養泉として使われたことに由来するとのこと。川を堰き止めて造った名物・大露天がありますが、こちらは川床からの自然湧出泉と天然川水との混合となります。観光客が多いので水着は必須です。入浴というよりは川遊びの感覚ですね。その傍らに入浴出来る湯小屋がありますが、こちらは水着・バスタオル禁止とのこと。湯小屋には簡易的な脱衣場が設けられていますが、混浴でかなりオープンな感じ。女性にはハードルが高そうですね。私は水着を持って来なかったので、共同湯的な湯小屋のみ使いました。 さてこちらのお湯は分析書・使用状況表示がありません。近くのお宿には分析書がある様で、参考値として引用すると以下の通りです。 泉質名はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉、泉温は約55℃。 主な特徴を表す成分はCa:249mg、Na:189mg、Mg:0.3mg/硫酸:673mg、Cl:223mg、炭酸水素:24.4mg、Br:1.3mg、F:0.8mg/メタケイ:60.6mg。 お湯の特徴としては硫酸塩2:塩化物1といった感じ。泉温高めなので、加水はありなのでしょうか。川原の石が赤茶けた鉄錆色なので、イメージ的に鉄分はもっとあるのかと思ったのですが。また川の露天では湯色が透明感のある黄緑色・微濁りだったので、鉄分によるのかな?とも思いました。意外にも上記分析値では多くはなかった様です。足元湧出泉とは成分の違いが多少あるのでしょうかね。 湯小屋は4畳サイズほどの岩風呂で、槽内はあつ湯の44~45℃といった感じ。湯色はほぼ無色透明。つる感が少しありました。