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約2年ぶりの草津である。白旗源泉のお湯に入りたいと思っていたので奈良屋を選んだ。
玄関を入ると、すぐスタッフに声を掛けられた。対応がスムーズで丁寧と感じた。料金は1200円、タオル付きである。脱衣場は小ぶりで、対面している脱衣棚の間隔が狭く、人が多いと衣服の着脱が大変そうである。
脱衣場と浴室の間にクールダウンするためのスペースがある。
内湯は、だ円形の石造りで10人ほどが入れる大きさだ。お湯にはやや濁りがあり、湯温は42度強というところか。硫化水素臭が柔らかくまろやかな感じがする。湯舟はやや深くて、座ると顎の下までお湯がくる。内湯でのんびりというのは難しそうだ。カランは8ヶ所で、仕切りがあり一人分が広い。金属はみな黒くなっている。硫化水素型酸性泉では仕方がないところだ。
露天には屋根があり、周囲が板塀などで囲われている。湯舟は長方形の石造りで、5人ほどが入れる。濁りはほとんど無く湯温は41度というところ。湯舟の深さも丁度良くてゆっくりできそうだが、屋根と板塀の間から見えるのは、隣のビルの外壁であった。
客は、私を含めて3人いたが、一人はすぐに上がり一人は遅く来たため、30分位独占状態であった。草津では、ホテルや旅館の日帰り入浴はあまり利用されていないように感じる。利用料が日帰り入浴施設などより若干高くとも、様々な事のクオリティの高さや快適さを考えれば、もっと見直されてよいと思うのだが・・・。
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