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以前きよもん湯を訪れたが、そこのチラシにここ一の滝のことも紹介されていたので、いつかは訪れてみたいと思ったのが、立ち寄ったきっかけの一つ。
もう一つは、日本でただ一人の温泉学教授と言われている松田忠徳氏が、和歌山の宿泊温泉施設としては、一の滝を大いに推薦していることを知ったからである。彼の出している何冊かの本で、一の滝の名を目にしたので、これは是非行ってみたいと思ったのである。
宿泊していないので、温泉だけの感想になるが、施設としては他の所に比べると規模が小さい。お風呂も中ぐらいのもので大きいものではないし、内風呂のみである。女性側は外が見えないようになっているらしいが、男性側は外が見えるようになっている。
パッと見た感じは、浦島や中の島に比べると断然この二つに軍配があがるが、湯はなかなかのものである。加温浴槽と源泉浴槽と交互に入浴できるようになっていて、硫黄のにおいもする。源泉浴槽は長湯できる感じだし、加温のほうも熱いと言うほどでもない。適温といったところである。両方とも浴槽が浅めで入りやすい。
私が入り始めた時は人がいなかったのが、だんだん増えてきて、浴槽が窮屈になりだしたので、40分ほどで退散した。人が増えなければもう少し入っていてもいいと思った。
松田氏が推薦しているだけあって、隣の休憩室には、松田氏の本を紹介したものが壁に貼ってあり、売店では彼の本の販売もしていた。
温泉教授ご推薦だけあって、なかなか良い温泉だと思った。4人が参考にしています