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高アルカリの温泉を求めて、大菩薩峠山麓の名湯にやってきました。渓流沿いの一軒宿、雲峰荘は、古ぼけた建物にみえました。
男女別の内湯は、それぞれ大きな岩風呂で、二つの浴槽があり。女湯のほうは、広めの浴槽にしかお湯が入っていませんでしたが、男湯のほうは、一つは源泉(たしか26,7度)をそのまま入れており、もう一つはたぶん加温しているらしいです。それ以外に、露天風呂があります。岩風呂で、二段になっており、渓流と自然につつまれた絶好の位置にあります。一定の女性専用時間以外は、混浴とのことですが、チェックインが二時と早めなので、私たちは貸切状態で入ることができました。その他に、貸切風呂もあり、ここでは源泉を飲むこともできます。
ここのお湯の最大の特徴は、PH9.90という高アルカリ性。感触がさわやかで、お肌がつるつるになります。
この宿のお食事はたいしたものです。メニューをいうと、川魚の塩焼きやお刺身、鴨鍋、手作り豆腐やコンニャク、黒米などのご飯。朝ごはんのほうは、お粥と黒米などのご飯と銀シャリと三種類もいただくことができます。地のものばかりで、とくに味づけがよくて(私好み)で、女将さんや宿の皆さんのきめ細かい心配りやセンスが感じられます。皆さんが、おもてなしをしようと、どれほど心をくだいているか、おのずから伝わってきます。
素朴な建物なのですが、全室床暖房されています。そのうえ、源泉のペットボトル一本お土産までつきます。紅葉はおわりかけていましたが、身も心もリフレッシュできました。必ずまた訪れたい温泉宿です。2人が参考にしています