-
投稿日:2013年5月4日
マタギ飯とヒバ風呂の組み合わせ (嶽温泉 山のホテル)
練馬春日町さん [入浴日: 2013年4月13日 / 2時間以内]
44.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
これまで岩木山周辺は素通りしてきたが、ようやく入湯の機会を得た。今年は降雪が多かったらしく、路傍には背丈をはるかに上回る高さの雪が残っていた。
日景温泉を10時すぎに出て、嶽温泉街に昼少し前に到着した。土曜だというのに閑散とした雰囲気だったが、混み合った風呂に入らずにすみそうなのは歓迎すべき状況だ。
まずはマタギ亭でマタギ飯の昼食。炊き上がりまで20分程度かかるが、なかなか旨い。食後、300円を払って浴室に向かった。館内には2つの浴室があるようだが、立ち寄りは小さなヒバ造りの浴室に利用が限られる。
脱衣所は味気ないつくりだが、ガラス越しに見えるヒバの浴室はなかなか立派。新しめのカランが3つある。ガラス戸を開け浴室に入ると、フワッと硫黄の臭いに包まれた。やや青みを帯びた白濁の湯は42℃ほどの適温。浴槽は3、4人入ればいっぱいの小ぶりなサイズ。
酸性泉なので、舐めてみるとレモン味がする。しかし、攻撃的な刺激はなく、寧ろあたりはマイルドに感じられた。浴槽脇の湯桶から湯が注がれているので、湯桶を覗くと透明な湯と底に沈澱した細かな湯の花が見えた。掻き回したところ、鮮やかなレモンイエローに変色した。
嶽温泉の温泉宿はどこも同じ源泉から湯を引いていると聞いたが、このあと泊まったすぐ隣の西澤旅館の湯とは見た目、浴感がやや違うように感じられた。熱交換のしかたによる違いなのだろうか、ふしぎなものである。10人が参考にしています
-