うーみん(第4管区) さん
44.4点 / 9件
温泉をこよなく愛し数十年。今は名古屋にいるのでその近辺の温泉を楽しんでいます。2013年10月に温泉ソムリエ認定を受けました。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() | ||
![]() |
9件中 1件~9件を表示
前へ 1 次へ
- 並び順
-
口コミ最新投稿順 |
口コミ点数の高い順
-
貴方はホテル浦島をご存じだろうか?和歌山県那智勝浦町に存在する超巨大観光ホテルで小さい半島に四つの宿泊棟を有しそれぞれの棟が独立したフロントを持っていて更に各棟が通路にて繋がっている実に信じがたい規模の観光ホテルだ。
しかも半島なのにもかかわらず陸路からの訪問は不可能である。
このホテルへ行く為にはホテル専用船舶にて玄関まで行く必要がある。まあ船舶と言っても遊覧船よりも一回り程小さい船が那智勝浦観光港とホテル玄関を何回も往復してお客さんを輸送しているのだ。
そんな超巨大ホテルに今回訪問するきっかけとなったのは妻が出発の数日前に温泉ソムリエ家元遠間氏のフェイスブックの書込みを見ていてもたってもいられなくなりここに来めた経緯がある。あの遠間さんが訪問した宿だから間違いないだろうと・・・・・。
そして今回訪問の最大の目的は、自然に出来た洞窟内に湧き出た温泉を利用した洞窟風呂(忘帰洞)である。この(忘帰洞)の名前の由来はこのホテルが開業された大正末期、紀州藩の徳川頼綸公が来遊されて『帰るのを忘れさせるほど心地よい』と誉めて名付けられたのだそうだ。
確かにこのホテルのHPを見るととても広い洞窟の中の更に広い湯船には温泉水が満ち溢れるさまが映っていてその奥に熊野灘の大海原とそこに浮かぶ大岩はとても雄大だ。
その日は比較的早めに名古屋を出発し一路那智勝浦を目指す。那智勝浦を訪問するのは実に20数年ぶり。しかも東京からフェリーで那智勝浦宇久井港まで来て観光バスに乗車。直ぐに那智の滝やら那智大社、青岸渡寺を見学してそのまま南紀白浜に行っていたので、那智勝浦に泊まったことはない。旅行行程的にホテル浦島に泊まるツアーもあっただろうが僕がホテル浦島宿泊のコースに添乗した事はない。
話が脱線してしまったが、とにかく早く行こうと思って車を飛ばしていたら比較的早めに現地に到着してしまった。チェックインにはまだ時間があったので、那智の滝と青岸渡寺、そして那智大社を見学しいよいよホテル浦島チェックインだ。車をホテル専用駐車場に止め、送迎バスで那智勝浦観光港まで移動、港からはホテル浦島専用船舶でホテル玄関までの短い航海。
船の正面に迫り来る建造物はまるで軍艦島だ。迫りくるその建物の様相に期待に胸はどんどん膨らんでくる。その迫力に圧倒されつつ建物内に入りホテルフロントに向かう。流石に超巨大ホテル、フロント前のロビーも超巨大で週末や沢山の団体が宿泊している時はかなりの大混雑だろうと容易に想像できる。
チェックインを済ませ部屋に入ると窓越しに那智勝浦港の全容が飛び込んできた。僕らが宿泊するのは本館4階なのだが窓越しに真下を見るとそこはもう海。一階部分の窓の下は海面だ。
荷解きも済ませるといよいよ忘帰洞初体験だ。期待に胸を膨らませて忘帰洞入口に到着したのだがこれがまた趣があって実に素晴らしい。自然に出来た洞窟内のお風呂だから趣があるのは当然か。妻待ち合わせの時間を決めていよいよ忘帰洞初体験。。
脱衣場から浴室内に入ってまず飛び込んできたのはHPそのままの光景。思わず(すげぇ)と声をあげてしまった。そして真上を見ると自然の洞窟と納得させるに十分な岩肌。更にはこんこんと絶え間なく湧き出る温泉水。湯船に張られている湯は乳白色で湯船縁からは惜し気もなくお湯が溢れている。
岩盤に打ち寄せる荒波のBGMを聴きながら、こんこんと湧き出るお湯に身を委ねて目を瞑れば現実世界でのストレスなどいっぺんに吹っ飛んでしまう。超巨大ホテルでこれだけの体験ができるなんて僕にとって大きな事件だ。
この感動を体験したいが為に僕はこれからも旅を続けるだろう。旅は僕らの心を豊かにしてくれる。旅は人を優しくしてくれる。そして自分自身を取り戻す為の手段としても旅は有効だろうと思う。
笑顔を取り戻したい貴方。
旅は貴方を癒しの世界へ誘(いざな)ってくれますよ。 -
投稿日:2015年6月17日
カルシウム膜を破れるのは宿泊者の特権(花山温泉 薬師の湯(はなやまおんせん やくしのゆ))
うーみん(第4管区)さん [入浴日: 2015年4月14日 / 1泊]
55.0点
-
55.0点
-
44.0点
-
55.0点
-
55.0点
遂にかねてから行ってみたかった温泉に行くことが出来た。それは関西最強の炭酸鉄泉と謳われた花山温泉薬師の湯である。この温泉は成分が非常に濃くて有名で色々な温泉雑誌やSNSにも露出している。
勿論ゆらん加盟温泉でもあり関西方面に行くのであれば絶対に外せないと考えていたのだ。泉質は含二酸化炭素・鉄-カルシウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉(高張性・中性・低温泉)で非常に珍しい泉質となっている。又ここの名物は早朝の湯が張りたての時間に現れる温泉水表面に現れる温泉成分の薄い膜だ。その膜を破りつつお風呂に入るのが至福の喜びだ。そしてそれが許されるのは宿泊者のみなのだ。温泉ソムリエである私たち夫婦がこれを見逃すはずはないでしょ。しかしこの施設は物凄い人気で宿泊の予約がなかなか取れない。
たまたまネット上で空いている日があったので程なく予約を入れて憧れの花山温泉薬師の湯に行くことが出来たのだ。
さて、実際に訪問してみるとこのお湯は本当に素晴らしい。湯量も豊富な為湯使いはかけ流しだ。そして泉質名通りに特徴あるお湯の色と味。僕は大抵の温泉水を躊躇い無く味わうことが出来るのだがここの温泉水はエグ過ぎる。一口、口に含んでみると直ぐには飲み込むことが出来ない。おそらく希釈しないと飲むのは無理だろう。
浴室内は源泉かけ流し風呂と加温されてお風呂に分かれていてこの施設では熱いお湯と冷たい源泉に入浴する(温冷入浴法)を推奨している。僕も早速この入浴法を試してみたのだがとても気持ちが良くて疲れが抜けていく感じである。到着してから直ぐに入浴してから夕食を頂いて一休みしてからお風呂に入ろうとしたのだが名古屋から和歌山市までの運転の疲れが出て暫く眠ってしまったら入浴営業時間の23時を回ってしまってその日の入浴は一回だけになってしまった。
浴室営業時間外には浴槽内のお湯を全部抜いて綺麗に清掃をして改めてお湯を張る。これを毎日繰り返しているのでお湯張りたての早朝には温泉成分の膜が出来るのだ。泊り客が入浴できるのが午前6時からで日帰り入浴の営業開始時間が午前8時からだ。つまり午前6時から8時までが宿泊客に提供された至福の時間なのだ。
この日の宿泊客はかなり多くて夕食時には女性客の一人が(温泉の膜を破るには6時に入らないと駄目ですよ)等と呟きながら食事をしていたので翌朝の5時40分頃には一番乗りを目指して浴室に入り口に待機しようと決心した。
さて翌朝5時には入浴の準備を整え予定通りに大浴場に向かうのだが既に常連さん達の声が聞こえてきている。
(やばい、敵さん達は既に行動開始しているぞ)
そう思いながら急いで大浴場入り口に到着したら既に中に入れるではないか。
え・・・・ま・さ・か。温泉膜破られてるか??????
焦りながら脱衣場に入ったらなんと。。
男性客が一人もいない。しかも6時前なのに入って良いらしい。そういえばさっきの常連さんの声は全て女性だったことに気がついた。
さあ、誰もいないのであれば慌てる事は無い。じっくりと膜を破ってやろうではないか。そして湯船に向かうと・・・・・・・・・・・・・・・。
おおおおおおおおおおおおおおおおおお、湯船一面に張り巡らされた温泉成分の膜。こんなのを見るのは初めてだよ。自分の身体にかけ湯をして恐る恐る湯船に身を沈めた。身体に纏わり付く温泉成分の膜は今まで体験したことの無い不思議な感覚。露天風呂に移動する時も膜を余り壊さないようにゆっくりゆっくり移動した。
このお湯の見た目は富山県の日帰り温泉海王や長野県の松代荘にも似ている。そしてこの三箇所の温泉に共通しているのはいづれも市街地にある事だ。このような質の良い温泉に毎日のように入れる地域に住んでいる方々は本当に幸せだと思う。
至福の朝風呂を体験してとても美味しい朝食を頂いてチェックアウトぎりぎりまでのんびりしてこの施設を後にした。 -
一月の夜勤明けの日、妻を誘って知多半島半田のごんぎつねの湯に行って来た。自宅からちょっと離れた距離にあるのだがドライブするには丁度良い距離だ。
場所は知多半島道路の半田中央インターすぐそば。名古屋からのアクセスは非常に良い。しかし今回は経費節減の為一般道からの訪問だ。実は日曜日の訪問は今回が初めてなんだけど到着してみて最初に驚いたのは駐車場が満杯で止める場所が無かった事だ。やっとの思いで空いている場所を探し出して車を止める事が出来た。
さて施設の中に入るとお客さんの密度が非常に濃い。でも受付でロッカーキーを受け取る方式なのでキャパ以上の入場は出来ないので必要以上の混雑はないだろう。昼過ぎの訪問なので一旦軽い食事をしていよいよ入浴である。
ここの泉質は海に近い温泉に多いナトリウム塩化物強塩泉でなんど源泉温度が59.1℃もあるのだ。純和風の建物と趣のある露天風呂は疲れた心を癒してくれるのだが、この日は本当に人が多い。そこかしこに疲れたおっさん達が(いや・・・失礼)うごめいていた。
露天風呂は大きく分けて三か所あって一番奥が激熱源泉風呂だ。ある程度冷ます為に落差のある滝方式で源泉投入しているんだけどそれでもかなり熱い。何も知らない人が入ると熱すぎて数秒で出て行ってしまう。それでも源泉風呂はここだけなので我慢して入るのだがこれが結構やみつきになるのだ。でも5分は無理だねえ。
更に、源泉から漂ってくるはっきりとわかる石油臭。これも温泉好きにはたまらないだろう。
平日ならばゆっくりできる施設なのだが休日の館内はどこも混雑していてあまり長居は出来ない。訪問するなら平日に限るだろう。そうすればここの魅力を十二分に楽しむ事が出来る。
ここのお湯と雰囲気はとても良いので皆さんも一度は訪れて欲しい。なお、ここ知多半田は童話作家新美南吉の故郷だ。この作家の代表作(ごんぎつね)に施設の名は由来する。
良く温まる強塩泉は冬にぴったりの泉質だ。寒い日が続く冬にはこの温泉に浸かって是非心と体を温めてほしい。そのひと時が疲れた体を癒してくれるだろう。 -
(創業二百四十余年の伝統)
これがこの宿のキャッチフレーズだ。
今回訪れたのは長野県の信州高山温泉郷内の山田温泉にある旅館(風景館)だ。いつもの温泉巡りの旅はゆらん中心で動く為回数稼ぎの為どうしても行きたくない温泉施設にも入らなくてはいけない。前回の和歌山遠征の時にそれを痛感したのとゆらんの目標である温泉横綱達成の目途がついたので今回の旅は満足できる温泉をコンゼプトに目的地を決めたのだ。
そして選んだ温泉地は長野県の山田温泉だ。実はこの温泉を選んだ理由はゆらん加盟温泉の(山田温泉大湯)があったのが大きな理由なのだ。この大湯はかなり評判が良いので前から行きたかったというのもある。ただし今回はこの大湯の事ではなくて風景館の事を書こうと思う。
この風景館には仙人岩風呂という名物風呂が存在する。基本的には渓谷沿いにある源泉掛け流しの岩風呂なのだがなんと旅館の建屋から150段の階段を下らないと入ることが出来ないのだ。また男女の入浴時間が細かく設定されているのも大きな特徴だろう。しかしその時間が終了すると別料金での貸切露天風呂に変貌するのだ。一枠40分での貸切なのだが冷静に考えると150段の階段を降りたり登ったりしなくてはならないのでその時間も考慮しなくてはならない。なので実際に入浴できる時間は30分位と見ておいたほうが良いだろう。
この界隈の温泉は泉質が非常に良くてここも例外ではない。仙人岩風呂も素晴らしいが内風呂や他の貸切露天風呂も十分に堪能することが出来た。
しかし本題はここからだ。
僕が本当に驚嘆したのはこの旅館の従業員のレベルの高さだ。それを肌で感じたのは夕食の時であった。まず料理の基本である温かい物は温かいうちに・・・冷たい物は冷たいうちにサービスする。これが基本なのだが実はそれが守られていない宿も存在する。そして料理が運ばれてくるタイミングも絶妙なのだ。勿論各料理の説明はしっかりされていてサービスマンは作り笑いではなく心からの笑顔で対応してくれた。
料理が全て運ばれて来てからあることに気がついた。僕ら夫婦が食事中に一度もサービスマンを呼んだ記憶がないのだ。いや、実際に一度も呼んでいない。
つまりこちらが思っている事を全て先読みしこちらが声をかける前にサービスしてくれるのだ。水が欲しい時には(お水いかがですが?)と声掛けをしてくれてご飯が欲しいときには(そろそろご飯いかがでしょうか?)と声をかけてくれるのだ。この行為は常にお客さんの動きを把握していてこそ出来る技なのだ。
そして嫌味のない笑顔を絶やさずに仕事をこなしていく。これこそサービスの基本、仕事師のなせる業ではないだろうか。
この意識の高さ、プロとしてのレベルの高い仕事ぶりは我々も見習わなければならないと思う。
温泉も素晴らしいがそこで働く人間も素晴らしい。こういう宿はこれからももっと繫栄していくことだろう。そして僕もまた近いうちにここを訪れる事だろう。 -
投稿日:2015年6月17日
またお気に入りの温泉ができた。(三草二木 西圓寺温泉(さんそうにもく さいえんじ))
うーみん(第4管区)さん [入浴日: 2015年6月10日 / 5時間以内]
55.0点
-
55.0点
-
55.0点
-
55.0点
-
55.0点
この施設は他の施設とはちょっと違うのだ。まず第一に運営母体が社会福祉法人であり施設内に高齢者ディサービスや障がい者の方の生活介護の場、更には就労継続支援B型対応の施設でもある。つまり障がい者の方もこの施設で働いていると言う事なのだ。
第二に施設自体を廃寺を利用しているのでとても趣がある。そこに泉質の良い温泉が湧き出ているというのは何とも魅力的ではないか。
さて、駐車場に車を止めて玄関に向かうと三草二木 西圓寺と書かれた藍色の大きい暖簾が出迎えてくれる。その暖簾をくぐるとどこか懐かしい空間が広がっている。お寺の本堂だった空間はカフェとして営業しており開けっ放しの空間を気持ちの良い風がふいていてとても気持ちが良い。
カフェのレジで受付を済ませて浴室に進むと本当にこじんまりとしていて大人数は入れないだろう。それでも湯舟にこんこんと注がれる湯を感じながらの湯浴みは本当に気持ちが良い。
湯浴みを終えてカフェでのんびりと寛いだんだけどここのメニューも豊富で実にリーズナブルだ。僕はこの時とても甘いものを欲していたので(寺パフェ)を頂いた。緑茶付きで550円はとっても得した気分になれる。 -
この施設を選んだのはゆらん加盟店であるのが大きな理由だ。ホテル併設の温泉なので正直あまり期待はしてなかった。期待はしていないものの、ホテルフロントで受付を済ますと非日常的な空間が僕らの心をハイな気分にさせてくれる。
浴室内には大浴場(ひすいの湯)・源泉風呂・大露天風呂(なごみの湯)・庭園露天風呂(癒しの湯)の4種類のお風呂が出迎えてくれる。このホテルの敷地内には4つの源泉井戸がありこのお風呂には第3号源泉井戸(39.1℃)と第4号源泉井戸(45.9℃)を使用している。泉質はどちらもアルカリ性単純温泉だ。
でもアルカリ性単純温泉と名乗っていても実際に入ってみると身体に纏わりつくような感覚は実に素晴らしい。これくらいのつるつる感が体験できる温泉は名古屋近郊のスーパー銭湯でも味わえるがそのスパ銭はタンクローリーで三重の温泉地からわざわざ輸送している。でもここは違う。実際にこの場所で湧き出ているのはもちろん掛け流しなのだ。
本当に良い意味で予想を裏切られた。更には内湯から露天に通じる通路上に源泉が飲めるようにと飲泉場も設けてあった。例え掛け流しでも保健所からの許可がないと温泉水は飲む事が出来ないのだ。つまり保健所のお墨付きまで貰った新鮮で質の良い温泉水と言う事だ。
温泉シールラリーゆらんを使うとこのような質の良い温泉を容易に見つける事が出来る。中には僕の心の琴線に響かない温泉施設もあるけどそれはその施設のHPやゆらんのガイドブックを見れば想像はつく。でもやはり実際に行って見ないとわからない部分も多いので気になる温泉があったらぜひ一度は足を運んでほしい。もし心の琴線に響かなくてもそれはそれで面白いではないか。
露天風呂での非日常の時間は本当に素晴らしく何物にも代えがたい魅力に満ち溢れている。しかも質の良いかけ流し温泉だと癒し効果は更にアップする。 -
投稿日:2015年6月17日
泉質と湯使いは良いけど時間制限が・・。(アクアイグニス 片岡温泉)
うーみん(第4管区)さん [入浴日: 2014年10月6日 / 5時間以内]
44.0点
-
55.0点
-
44.0点
-
33.0点
-
44.0点
湯の山温泉グリーンホテルに程近い所にあるaqua×ignis。この日はまだ時間に余裕があるのでこの日帰り温泉施設にも立ち寄る事にした。日帰り温泉と言うよりも小規模なホテルとでも言った方が良いだろうか。
以前は片岡温泉と言ってこじんまりとした源泉掛け流しの日帰り温泉施設だったのだが、数年前にガラリと変わってしまった。aqua×ignisと言う総合リゾート施設の中の日帰り温泉と言った方がしっくりくるだろう。総合リゾートの主な内容は温泉を軸に宿泊施設、食事施設、食材調達及び各種イベント用ビニールハウス、結婚式場等だ。更にレストラン棟には有名シェフが企画運営するレストランも数店舗営業している。辻口博啓シェフや奥田政行シェフ等は名前だけでも聞いた事がある方も多いのではないだろうか。
建物は全てモダンな感じで美術館にいるような錯覚さえ覚える。そして肝心な温泉だが以前の片岡温泉と変わらぬ源泉掛け流しである。超モダンなデザインの温泉は賛否両論がわかれるところだろうが斬新なデザインの中にもおもてなしの心が随所に見られるのは流石だ。その一つに竹林風呂と呼ばれる露天風呂を例に挙げよう。露天風呂は三か所あるのだがメインのお風呂は細長い形状をしていて階段状になっていて視線の先には竹林がある。それを眺める事によって癒し効果を倍増させるのだ。更に源泉注ぎ口が数か所存在し湯船に浸かるお客さんの目の前から常に新鮮な源泉が注ぎ込まれる。
勿論、一般的な露天風呂もあるのだが僕はこの斬新な露天風呂が気に入った。新鮮な源泉が目の前から注ぎ込まれるってのはポイント高いからね。
ここの湯使いは源泉掛け流しで加温・加水・循環・消毒は一切していない。こんなに質の良い温泉が多数存在する三重県はとても魅力的なので今から移住しても良いくらいだ。
これだけの人気施設なので休日の混雑具合は凄まじい。入湯料も600円とリーズナブルなので休日の混雑ぶりは致し方無いだろう。ここを堪能する為には平日に訪問するのを強くお勧めする。 -
投稿日:2015年6月17日
街中温泉なのに泉質が素晴らしい。(おふろcafé bijinyu (美肌湯)(おふろカフェびじんゆ))
うーみん(第4管区)さん [入浴日: 2014年12月19日 / 2時間以内]
44.0点
-
55.0点
-
33.0点
-
44.0点
-
44.0点
12月に入ってからゆらん加盟温泉に入湯する機会が激増した。それに伴いこの時点でゆらん温泉32湯を達成している。例年だとこの数字で1年を締めくくる感じではある。ここまで気合を入れていくと良い温泉とあまり宜しくない温泉も見えてくる。
その中で是非とも紹介したいのが静岡市内の街中温泉(静岡温泉 美肌湯)である。ある日の午前に訪問したのだが本当に良い意味で期待を裏切られた形だ。昔からある温泉らしく建物は年季が入っている。そして露天風呂は存在しないのだ。建物の隣には幹線道路が走っていてあまり風情は感じられない。
しかし、侮るなかれ。なんと異なる二つの泉質が楽しめるのだ。泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉とナトリウム・塩化物温泉で前者は源泉掛け流しの湯使いをしているのだ。この泉質の湯船に身を沈めると細かい湯の華が舞っていて実に気分がよろしい。この日はこの温泉の他に二カ所ほど訪問しなければならないので長居は出来ない。しかし、時間が許すのであれば一日中楽しめる温泉である事には間違いないだろう。
更に驚いたのは休憩スペースの充実度だ。恐らく休日は沢山のお客さんが来るのだろう。それを見越しての充実度だと理解は出来るが実に素晴らしい。結局この日はお昼過ぎ位まで滞在したのだが食事も十分に満足できるものだった。
この様な温泉が街中にあるのは本当に羨ましい限りだ。趣はかなり違ってくるけど射水市の天然温泉海王にも似たところがあるのではないだろうか。 -
いつの頃だろうか。ラグーナ蒲郡がラグーナテンボスと名称が変わっていたのは。しかし運営会社が変わっただけで運営施設等に大きな変更はない。そして今回訪問したラグーナの湯にも大きな変更はないとHPで確認した。
ラグーナの湯は遊園地の対岸に位置する比較的小規模な温泉だ。浴室の構成はメインの大浴場と小さい露天風呂、そして数人しか入れないサウナと言った所だろうか。目の前が海なので泉質は
カルシウム・ナトリウム-塩化物泉(高張性アルカリ性温泉)だ。お隣にはホテルがあり施設自体が高級感溢れていて入湯料も1030円とちょっとお高い。そのかわり貸ハンドタオルと貸バスタオルついていてそれが料金の中に含まれている。個人的にはタオルいらないからもうちょっと安くしてほしいと思う。
さてお風呂だが、お湯は循環、消毒、加温ありで加水はなしのお湯使いだ。どれくらいの湧出量があるか不明だがお湯の鮮度は感じられなかった。しかし浴室からの眺望は素晴らしい。入湯したのが暗くなってからなので対岸のラグナシアのイルミネーションがとても綺麗だ。特に観覧車が綺麗。妻によると数分間花火も上がったとの事。その時丁度サウナ室にいたので観れなかったのだ。ちょっと残念。
さて、ここでゆらん37湯目を迎えた訳だがゆらん実施期間終了まで5ヶ月弱になってしまった。ここまで来たら72湯以上の温泉横綱を目指したいものだ。今までの入湯ペースだと十分それが可能なので何とか頑張りたい。
しかし、ゆらん加盟温泉の近場から攻めていっているので後半戦は結構苦労すると思われる。それでも何とか頑張って横綱を目指すぞ。
さて、話を元に戻すがこのラグーナの湯は前回の訪問から実に5年以上経っている。その理由は料金が当時から高かった事と料金の割には小さくてまともに休憩できる場所が無かった事、それと自宅からの距離が遠い事。この三つが大きな理由だ。
でも逆に考えると料金の設定のお蔭だろうか今回日曜日にも関わらず激混みと言う事はなく比較的ゆっくりと出来たのは評価すべきところだろう。
たまに訪れてマリーナとラグナシアの夜景を観ながら過ごすのも日頃の疲れを癒すのに効果があるだろう。
9件中 1件~9件を表示
前へ 1 次へ