しゅん さん
43.8点 / 326件
ダンナと二人で関東近郊の湯めぐりが中心。日帰り施設では泉質云々よりお風呂のレイアウトや心遣いが気になる。夏と冬には温泉旅行へ。
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祖師谷大蔵駅を降りると南北に伸びるウルトラマン商店街。その商店街を北方向に少し歩き、狭い道を左折したところにあります。商店街は人でいっぱいだし、横に入った道は住宅地で道は狭く、車ではなかなか行きにくい場所にあります。マンションの1階部分に入口があり、手前には駐車場。駐車場はコインパーキングになっていて70分までは無料です。温泉の入口までのアプローチには植木がたくさん。このときはあじさいが見事で深い青紫の花を咲かせていました。夜7時ごろでしたが、ぞくぞくと人が入っていきます。ロビー前には大型テレビやソファ、マッサージチェアなどのゆったりしたスペースがあり、風呂上りの人たちが談笑しています。
女湯ののれんをくぐると、まずは常連さん専門の契約ロッカーのコーナー。隣にはお釜のドライヤーが置いてある休憩所。脱衣所にも人がいっぱいです。浴室に入るとまずかけ湯。お湯と低温湯の2種類。浴槽は左手中央と右手壁面は洗い場です。お年寄りを中心に近所の常連さんたちが賑やかに体を洗ったりしてます。ここは山の手のはずなのに、まるで下町の銭湯のようです。それぞれ小さめの浴槽は白湯、シルキーバス、そして黒湯の温泉。シルキーバスは細かい泡で白濁しています。入ってみたらビリビリとすごい刺激。電気風呂だったのです。温泉浴槽も3つに区切られていて、真ん中はやはり電気風呂。黒湯は冷鉱泉ですが、けっこう熱めに加温されています。ヌルヌル感もほどよく、黒湯独特のいい香りもします。
ミストサウナは無料なので入ってみました。狭いのでけっこう汗かきます。隣に珍しい冷凍サウナがありました。ひとり用のシャワールームのようになっていて、冷風が吹いて体が乾きます。でも常連さんは入らないみたい、なぜか。気に入ったのは水風呂です。軟水使用ということで、柔らかくいい気持ちです。高温サウナは有料。ミニプールとジャグジーも有料のようです。そのへんの料金のしくみがいまいちわかりづらい。浴室からミニプールへ行ける戸を開けて覗いてみたのですが、入ってる人はいませんでした。
腰の曲がったおばあさんがひとりで入ってきます。すぐに誰ともなく寄ってきて手をつないで洗い場に案内。隣にいた人が体や背中を流します。おばあさんは元気で、いろんな人とあいさつを交わしています。湯船に入る段になると、そこにいた人たちが当然のように入るのを手伝います。そんな昔ながらのコミュニケーションが今でも続いているようです。このあたりは商店街もいきいきしていて高齢者がひとりで暮らせるための最高のシステムが揃ってます。それにしてもおばあさん、あの強烈な電気風呂に平然と入ってます。大丈夫なのでしょうか。
お風呂から上がって気付いたのですが、浴室入口の右手にも休憩室があってリクライニングチェアがありました。湯上がりにゆっくりする場所のない施設はわりと多く、せっかくのいいお湯もちょっと気分がそがれることもあるのに、銭湯料金の450円でここまでいろんな設備があるとは驚きです。サウナのみは300円ですが、入浴料込だと680円です。サウナのみというのは、ここの常連さんたちはみんな入浴券(10枚4200円)を買ってるため。夜中の2時までの営業というのもありがたい。 -
今年の4月上旬に草津に行った時にはほぼ出来上がっていて、その威厳ある建物の完成がちょっと楽しみでもあったので先日再び草津へ。
こちらの施設は4月下旬にオープン。湯畑に面していて、光泉寺の長い階段の右手、白旗の湯源泉の奥に位置します。御座之湯は明治期まで実際にあった共同湯だそうです。パンフには、千数百年の昔から多くの人々に愛されにぎわい続けた湯源郷・草津。草津五湯の歴史から「御座之湯」を再建します。、と書いてあります。そして、浴衣に着替え2階の大広間「湯源の間」にて湯畑を望む、これぞ草津という眺めを堪能し、、、うんぬんとも。なるほどあの2階からはさぞかし眺めはよさそうです。それにしても、これほど大きく本格的で立派な新築の木造建築はなかなかお目にかかれません。こんな建物でしかも草津のお湯が楽しめるなんてすばらしいじゃないですか。
ダンナとふたりでいざ入湯。入浴料は500円。お風呂は木之湯と石之湯。これが1日おきに男女入れ替えになるようです。下足入れは昔の銭湯のような木の札です。小銭はいりません。中央に広くて立派な受付があります。こちらで料金を払って男女ののれんからお風呂へ。脱衣所は脱衣カゴですが、小さな無料の貴重品入れがあります。ドライヤーなどもあったようですが、台数は少なかったような気がします。
この日女湯は石の湯でした。お風呂はとても広く天井は高く、大きな梁が通って立派な湯抜きがあります。草津の湯独特の匂いと檜の香りが混ざり合っています。カランは4つだけ。平日の11時頃だったので7~8人の入浴客でしたが、それでもすぐにカランはふさがってしまいます。オンシーズンはどうなっちゃうのでしょうか。たぶん他の共同湯同様に体を洗う所じゃないということでしょう。リンスインシャンプーとボディソープはありました。
四角くて広い浴槽がふたつ。草津を代表するふたつの源泉、万代鉱と湯畑が味わえます。確か一井もこのふたつだったと思うけど、このようにふたつ並んでいると違いがよくわかります。この日の万代鉱は熱かった。44度以上ある感じ。透明でスッキリ、いかにも山の源泉。湯畑の方が温度が低くマイルドな浴感。色もちょっとだけ黒っぽい。窓に沿ってずっと腰掛けがあるので、そこで涼めます。これはなかなか気がきいてます。草津のお湯は熱いので湯船にじっと浸かってはいられませんから。ちなみに男湯の木之湯は浴槽内が木で仕切られている風情のある湯船だったらしいです。
ところでここには入浴だけではなく「湯治体験」と称した料金体系があります。大人1000円で入浴の他に1時間2階の大広間が使えるのです。お茶とおまんじゅう、館内用の浴衣が貸し出されます。2階がどうなってるのか知りたいとは思いましたが、時間もなく、ただ外を眺めるだけに500円必要というのも高い気がしてパス。食事処とかはないので、1時間浴衣着てゴロゴロするだけ、のようです。中広間は1時間20分で1500円です。どういう違いがあるのかわかりません。
2階には脱衣所から直接階段で行けます。途中に立札的なものが置いてありましたが、ちょっと小さくて。まさか裸で上がっちゃう人はいないと思いますが心配です。そしてプラス2000円で外用の浴衣を貸し出してくれます。この料金が高いのか相場なのかわかりません。日帰りでも浴衣を着て外湯めぐりができるということなのでしょう。御座之湯と大滝乃湯、西の河原露天風呂、の三湯めぐりが1800円のところ1300円という無期限のチケットがあるので、ここに荷物等を置いてまわってくることもできそうです。
お風呂から出た後、入浴のみの人たちのいる所がありません。ダンナと待ち合わせする場所も受付前の3~4人座れるベンチのみです。受付前にはあんなに広いスペースがありながら、ギュウギュウになって座るしかありません。なんだかすごく不親切で気のきかない施設です。喉が渇いてもタダのお水はもちろん自販機さえありません。ここはやはり共同湯と同じスタイルだと思うしかないようです。草津にはマナーさえ守れば、無料の共同湯があります。でも最近では観光客が入っていい共同浴場は白旗の湯、地蔵の湯、千代の湯に限られているようです。その代わりとしてこの御座之湯が作られたのだとすれば、もう少し入浴のみの人たちの居心地のよさも考えてほしかった。「湯治体験」でお金さえ払えばもっとゆったりできる、というわけでもなく、食事もできず1時間しかいられないというのも中途半端な感じです。建物が素晴しいだけにすごくもったいないです。
営業時間は午前7時~午後9時。問合せは(草津町役場企画創造課)0279-88-9000。湯畑に面した駐車場は取り壊されて広場になるようです。新たな駐車場は別の所に建設中で、草津も少しずつ変わっていきますね。 -
草津に行った帰りに寄りました。
奇勝岩井堂を眺めながら入る露天風呂が売りのようなので、
日が暮れないうちになんとかたどり着くよう急ぎました。
駐車場に停めると、吾妻川を挟んで目の前に岩井堂山が見えます。
町営の施設だそうで、平日夕方でしたが地元の人がいっぱい来ていました。
周辺には運動場のようなものもあり、町営の施設が集まっているのでしょう。
さっそくお風呂に入ります。
内湯は縁だけ檜の石造り浴槽。お湯は無色透明な塩化物泉です。
湯船からはオーバーフロー。なかなか感じがいいです。
お湯はあまりくせがなく、pHは8.9でちょっとだけヌルスベ感あり。
残念ながらかけ流しではなく循環だそうですが、お湯は適温で気持ちよく入れました。
露天は庭園風に造られていて、目の前には岩井堂山が見えます。
ただお湯に浸かりながら景色を見ようとすると、庭木や岩がちょっとジャマ。
こういう庭園風の露天はたいがい岩風呂なので仕方ないのですが、
湯船の周囲の岩が案外腰掛けづらく、お湯に浸かる以外あまり居所がない。
地元の人たちには大人気で、露天風呂も最初はすいてたのですが、
常連の一団がやってきて、あっという間に混雑状態。
でも群馬のおばちゃんたちは声も大きく話も面白いので、
いっしょに入ってるとついつい聞くともなしに聞いてしまいます。
それにみんなとっても温泉好きで長湯ですよね。
お風呂から出て脱衣所にいると、常連のひとりが携帯で話してます。
「あ、お父ちゃん。今桔梗館にいるんだけど・・・ちょっと湯あたりしちゃって・・・
少し休んでいくから迎えに行けないんだけど…」と具合悪そうな様子。
電話を切った途端こっちを向いて、
「いちいち迎えに行ってられるかっていうの、ねえ!」
さすがはカカア天下の本場です。 -
ゴールデンウイークに初めて富山に行ってきました。
国道8号線を富山市に向かって走り、途中道の駅でヒスイを見たり、
日本海に沈む夕日を眺めたりしていたら、遅くなってしまい、
気が付いたら四方をたら汁看板で囲まれた交差点にいました。
4軒の店には大きくたら汁の看板が出ています。
あとでここはたら汁銀座と呼ばれているらしいと知りました。
そしてそのうちのひとつの店に温泉があるというので入ってみることに。
大きな駐車場にはトラックなども停まっています。
けっこう温泉に入る人も多いらしく地元の車も多かったです。
入浴料は500円を払って浴場へ。
脱衣所には棚のみ。コインロッカーはたしか有料でした。
浴室はタイル張りで広く、壁に沿ってカランがあり、内湯は四角い湯船がひとつ。
カランには石鹸とリンスインシャンプー。けっこう人が多く、混みあっていました。
お湯はうすーく緑がかって透明。ナトリウムカルシウム塩化物泉でちょっと塩味。
温度はまあまあ適温でした。でもなにより盛大にオーバーフローしています。
それが気持ちよく、新鮮そうなお湯です。大きめの湯船にゆったり浸かれます。
気になったのは露天風呂。真っ暗です。
でも入っちゃいけないとは書いてないので行ってみます。
大きな岩風呂で、一箇所からちょろちょろとお湯が注がれています。
お湯に足を踏み入れたら、あら、これは水?せいぜい33~34度ぐらいしかない。
それでも湯口まで行ってみると、そのお湯は金気臭が強くていいお湯。
しかも湯花がたくさん舞っています。なので少し我慢して浸かってみました。
湯口付近でじわじわと暖かくなるまで長湯していると、暗くても入れるんだと人が来ます。
何人も入りに来ては足を着けた時点で悲鳴を上げて帰っていきます。
5月といってもこの日は肌寒かったので露天が広すぎて温度が下がったのか、とも思いましたが、
あとでダンナに聞くと、男湯はちゃんと照明が付いていて、そこまでぬるくなかったとのこと。
なんで女湯だけぬるかったのかはよくわかりませんでした。
ここは宿泊もできるようで、1泊2食付き9600円、素泊り4000円です。
※写真は男湯 -
ゴールデンウイークにダンナと行ってきました。素泊まりで1泊。
到着が夜の9時過ぎになってしまいました。
部屋を案内してくれた女将さんが、お風呂は夜の10時で消灯するので入れません、と。
えー!もうちょっとで終わっちゃうの?思わず聞き返すとやや機嫌を損ねたようで、
ええ今そう申し上げました、と冷たく言われてしまいました。
でも朝は日が昇れば入れます、とのこと。内湯でも窓の明かりで入れるということ?
ここのお風呂は全部で4ヶ所あり、混浴の大岩風呂は内湯、その隣に小さい女湯、
そして建物の屋上に造った男女別の露天風呂です。
露天風呂はもうすでに終わっているようなので、とりあえず大岩風呂へ。
ちなみにここの旅館はフロントが3階、階段を下って客室に行きます。
大岩風呂は1階で、男女の脱衣所は浴室をはさんで反対方向になります。
大岩風呂はたしかに巨大な岩がどっかり湯船の真ん中にあり、男女を区切っています。
湯船は大きな岩が迫っています。このあたりはこうした巨岩がいっぱいあるようです。
お湯はすばらしいです。透明で、鉄さび臭と硫黄臭、なんとも複雑な匂いです。
浴感はどちらかというとツルツル。あまりヌメリ感はありません。
打たせ湯状態で落ちて来るお湯はけっこう熱く感じましたが、湯船が大きいので適温です。
この日はダンナとふたりで貸切状態だったので混浴の不便さは感じませんでしたが、
洗い場は湯船から丸見えです。また脱衣所からの出入り口も男湯側から丸見えです。
岩に隠れてしまうまではちょっと注意が必要みたいです。夜8時~9時は女性専用。
脱衣所からは女性浴室にも行けます。でもただでさえ狭いのに、ここにも巨岩が
幅を利かせているので圧迫感があり過ぎです。体を洗うだけならいいかも。
朝になってまた大岩風呂に入ってみましたが、たしかに天井は温室のようになっていて
日が差し込んで明るい。巨岩も夜ほど圧迫感はなかったです。
そしてきのう入れなかった露天風呂へ。
フロント前のロビーの片隅のドアから外階段を上っていきます。
ビルの屋上に無理やり造った露天風呂ってどうなの?とあまり期待してませんでしたが、
男女別の板塀の中に、大きな丸い木造りの湯船。男湯は四角い桧風呂のようでした。
なによりすごい開放感です。そして目の前には大糸線の線路が横切ります。
右手から走ってくる電車が鉄橋を渡り、平岩駅に到着するまでを眺められます。
周囲の鄙びた景色も最高で、遅咲きの八重桜が点在する山里の風景に癒されます。
お湯も素晴しく、昭和レトロなロビーや独特のお風呂もとてもよかったです。
ただ、あれほど贅沢にかけ流されてるお風呂に夜10時までしか入れないのは残念。 -
天然温泉、と書いてありますが蕨のやまとの湯からの運び湯です。
浴室に入るとなんだかちょっと変わった造り。
大きなひとつの湯船にジェットバスやバイブラ、寝湯が一体化。
階段があり、中2階のような場所にイベント風呂。
さらに階段を上って行くと露天風呂に出ます。
お年寄りや膝の悪い人はけっこう苦労して上ってます。
岩風呂の湯船がひとつ。ここに真っ黒な温泉が投入されています。
左側には瞑想風呂と称した岩に囲まれた一角がありますが、
以前打たせ湯だったのが今はお湯を流してないというだけのようだ。
蕨のやまとの湯は本来は黒くてちょっとねっとりした炭酸水素塩泉。
運び湯なので浴感はいまいちだが、多少匂いもしてまあまあ。
ただ、この湯船には腰掛けるための岩が潜んでいて大変危険。
なにしろ真っ黒なお湯なので下が見えません。特に夜は要注意。
露天には湯船の両脇に寝椅子などが用意されていてテレビもある。
このテレビは湯船からは見えず、テレビ前のイスに座った2~3人専用。
もう少し工夫してもらいたい感じだ。
高温サウナのほかに女湯には塩サウナ男湯にはミストサウナ。
でもダンナが言うには男湯には塩が置いてないだけ?
くつろぎスペースもあまりなく、レストランも狭い。
キッズコーナーがあるのはいいと思うが、施設的にはいまひとつ。
にもかかわらず、昨年12月から50円の値上げで750円。
このご時世に強気です。それでもけっこう人が入ってるという、、、。
長くやっていて親しまれている施設のようです。 -
話題の日帰り温泉に初めて行ってみました。
途中の看板は割と目立つ所にあり、迷わず到着。
夜7時すぎだったため780円にて入館。
タオルセットは付いています。
源泉温度が46度と熱い。
その源泉を加水せずかけ流す浴槽が内湯にある。
泉質は塩化物泉で茶色ではなく茶緑の濁った色。
よさそうな色です。ただ本当に熱い。
この日は日中30度を越えているからなおさら。
お湯がけっこう濁っているので浴槽内の段差がホントに危険。
たくさんの矢印で注意を促しています。
露天の岩風呂は高い所にある源泉あつ湯から下の循環の湯船に流れます。
この源泉あつ湯は、信じられないことにこの熱いお湯を加温してます。
だからこの湯船は熱すぎて誰も入れません。夏は生源泉になるようですが。
結局いちばんいいお湯は3つ点在しているつぼ湯です。
ここには生源泉が流され、しかも露天なので少々ぬるくなっています。
平日の夜だったのでつぼ湯もすきすきでした。土日はどうなんでしょう。
鉄っぽい塩化物泉独特の香りもして、仰ぎ見れば木々の間の月見の湯です。
藤のイスやベンチ、畳敷きスペースなど露天には休む処がいっぱい。
ここのお風呂は熱いお湯に少し入って、涼む。この繰り返しがいいのかも。
隅にはL字型の炭酸泉の浴槽があります。人気の浴槽なのに狭い。
体を伸ばすこともできない。敷地はあんなに広いのに、不思議だ。
露天への出入り口がいくつもあり、内湯のシルクの湯の戸も開閉できる。
お風呂のレイアウトはわりと心配りが出来ているように感じました。
各カランにかかときれいが置かれていてうれしい。
ただシャンプーセットが安っぽいのが残念。
ここの館内は中庭をいくつも置いて、足湯やうたたね処などを回廊で巡らす造り。
花和楽の湯を意識している感じだ。あまり時間がなくゆっくり見て回れなかった。
次回はもっと時間をとってゆっくりしたい。 -
平日夜8時半ごろダンナとふたりで行きました。グル―ポン利用です。
お風呂は1階です。カランには3種類ほどのシャンプーセット。女湯はすいてました。浴室中央には二股温泉と書かれた炭酸カルシウムのお湯。その後ろがラジウムミスト岩盤浴。腰掛け部分に何カ所か北投石が埋め込まれていて、けっこう汗が出ます。ラジウムミストの向かい側にはアカスリルームがあって、韓国のおばちゃんがスタンバってます。
高温サウナもあります。そのそばの囲まれたスペースの中に漢方の薬湯。ここはちょっとだけぬる湯になっています。なかなか濃い匂いです。バイブラ、3段階の打たせ湯、ジェットバスの浴槽はすべてボタンを押すと稼働します。露天への出入り口の脇に総檜の湯船。女湯の露天は3つのつぼ湯。わりと大きめの湯船でゆったり浸かれます。たたし塩素臭が強すぎ。途中先客が出て貸切状態に。温泉なら貸切は天国ですが、健康ランドにひとりで入ってるのってやや淋しい。
脱衣所はわりと広々していて洗面所には化粧水や乳液、BBクリームなどが置かれています。施設は古い感じがしますが、わりと掃除が行き届いていて清潔な印象でした。
お風呂を出ると1階にはオープンな飲食スペース「まごころ亭」があり、風呂上りのビールを楽しむ客がチラホラ。朝7時から24時までの営業時間。ちょっとしたつまみや豊富な種類の定食、麺類メニューがあります。生ビール490円、肉うどん590円、しょうが焼き定食850円など。
2階には大広間の食事処「日の出亭」。こちらは11時から23時。生ビール390円、つまみの種類はたくさんあります。ネギ間2本320円、カレーライス540円、タンメン650円など値段が安め。大広間にはステージあり。
2階には他に、男女に別れた映画室。女性は上段で入口も別。寝心地のいいマットがゆったりめに置かれていて毛布も入口にある。スカイパーフェクトTVの「Vパラダイス」を上映。11時~23時までが上映時間。それ以外は男女間がカーテンで仕切られ、横になって寝ることができる。女性のレストルームは覗いてこなかったのでわからないが、ダンナの話では男性客はけっこう入っていたみたい。こっちはリクライニングチェア。リラクゼーションコーナーの頭皮コース20分2000円、角質ケアコース30分3500円などわりとリーズナブル。マッサージも30分2700円、90分8100円です。
入場料は1260円でタオル館内着付き。2時間は750円。チェックアウトは朝9時。夜中の1時からは深夜料金1260円がかかる。でも2520円でお風呂付で泊れるのは魅力です。 -
投稿日:2013年2月16日
内湯が炭酸泉に!(さいたま清河寺温泉(せいがんじおんせん))
しゅんさん [入浴日: 2013年2月16日 / 2時間以内]
44.0点
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44.0点
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55.0点
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0 - 点
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0 - 点
久しぶりに行きましたが、いろいろと変わっていました。そのおかげか金曜の夜10時ごろでしたが、すごい混雑ぶりでした(何十回もきてますが初めて第2駐車場に停めました)。
まず内湯にあった白湯。いまどきただの白湯なんて誰も入りません。もったいないなあとずっと思っていたのですが、やっとイベント風呂になってました。1週間ごとぐらいで変わるようです。この日はミルク風呂。
そして内湯の桧風呂が炭酸泉になっていました。広い浴槽ですが人気があって常に人がいっぱい。今までここは循環の温泉浴槽だったのですが、やや中途半端なお湯であまり人気がなく、あくまで露天中心で内湯はジェット系に入るだけみたいだったのがずいぶん変わりました。
以前から女湯のカランには「おおるり」にあるような洗顔石鹸やかかときれい、ピーリングジェルなんかも置かれています。浴後、洗面所には化粧水やヘアクリームなども用意されていて、お風呂道具を持たずに入れる施設です。ただ肝心のシャンプーやボディーソープの質が悪く、髪を洗うとゴワゴワしそうです。これだけはもうちょっと改善してほしい。
露天は相変わらずのいいお湯です。すべてがかけ流しの温泉です。しかもここには加温なしの生源泉の浴槽があります。この日は気温が低く、そもそも源泉温度が38.5度というぬる湯なので浴槽の温度は34度ぐらい。30分入っていても出られないぐらいの湯温でした。それでも湯口から出るお湯はかすかに硫黄と鉄分の匂いがします。なにより人工ではない本物の泡付がびっしりヌルヌル。いくら高濃度炭酸泉といってもこんなに細かい泡は付きません。ダンナの話では男湯ではこの生源泉に12人も入っていたそうですが、女性にはさすがにちょっとぬる過ぎたのか、あまり大勢は入ってませんでした。
加温かけ流しの岩風呂も、わりと温泉くささを損なわずに楽しめます。ふたつしかない人気の壺湯はなかなか入れません。でも私がいちばん好きなのは裏側にある寝湯です。体が浸る程度の深さで、ぬるめ適温。しかもわりと濃いめの温泉(のような気がする)で、匂いも湯花も楽しめるのです。
入った時フロントで7周年記念のスクラッチカードをもらい、その場で削ります。するとなんとダンナとふたりとも「当たり」で無料入浴券をもらってしまいました。また行かなくては。 -
がんばってる銭湯です。1週間前の日曜日に久々に行ってみたら、次週は「どろ風呂」と大々的に宣伝してたので2週続けて行きました。ビルの中にあるお風呂ですが、入口前の山茶花の大木がちょうど満開で、ものすごい数の花をつけて迎えてくれました。
1階が玄関。靴ロッカーは100円返却式です。お風呂は3階。エレベータもあります。フロントの前にはちょっとした待ち合せスペース。しかもいわゆる湯屋の2階、別室の畳敷きの飲食スペースもあって、これはもうただの銭湯ではありません。フロントではこの日ドリンクプレゼントもありました。男女の暖簾をくぐって脱衣所へ。面白いことに別料金のサウナの人には階段を上って休憩所が用意されてます。サウナは入らなかったので、どうなってるかはわかりません。
ロッカーは簡単なカギでした。浴室に入って驚くのはそのタイル。細かい丸いタイルがびっしりと敷き詰められ、しかも浴槽や柱などすべてが曲線で角というものがありません。サウナ、水風呂、その奥の浴槽にはジャグジー、電気風呂、寝湯のジェット、打たせ湯、そして一段と高い所に、強烈なジェット系が4つほど。これらがコンパクトにまとまってます。そして洗い場の横から階段を上って露天風呂に行くようになっています。ちょっと寒そうな階段で、常連客はあまり上がっていきません。
この日は露天風呂のひとつが「どろ風呂」になっていました。どろ湯目当ての先客が2人ほど。前の週に入ったときは小さい方の岩風呂が薬草湯で大きい方が白湯でした。赤茶色の泥湯です。湯船は5人ぐらいでいっぱい。38℃ぐらいのぬる湯で足元や岩のくぼみに細かい粒子の泥が感じられます。しばらく入っていたら、おかみさんがお皿にいっぱい泥を持ってきて「これで最後の泥です。みなさん手を出して」と泥をすくってくれました。みんな珍しいので大喜び。顔や腕に塗ってしばしエステ気分です。この泥はバイオで作ったもの?とかで、どこかの温泉のものではないようです。でもきめ細かい泥でまあまあスベスベになりました。
ただしこの泥湯女湯だけでした。男湯とは相当広さもレイアウトも違うようです。入れ替えもないみたいですね。ダンナが言うには男湯には超デカイ水風呂があって、露天には濁り湯風のお風呂があるそうです。
平日はお昼の12時から、週末は朝9時からやっていて夜は12時まで。年中無休!です。埼玉の銭湯料金410円で入れます。