かとぅん さん
33.3点 / 243件
いつも参考にさせてもらっているので、少しは還元しなきゃいけないかなぁと思って書き込んでみます。
温泉は泉質と鮮度だと思います。鄙びた温泉・野湯歓迎!日帰り入浴は500円まで!
![]() |
![]() |
![]() |
![]() | ||
![]() |
- 並び順
-
口コミ最新投稿順 |
-
大晦日に宿泊しました。場所は箱根湯本駅から歩くと20分ほど。旧東海道沿いの奥湯本というエリアで高級旅館がいくつかあります。豊栄荘もその一つ。歩くと遠いですが巡回バスで行けば旅館の前にバス停があります。繁華街から離れているので静かで自然の豊かなところです。
お風呂は2ヶ所。内風呂と露天風呂があります。
内風呂は広く夜中も入れますが、タイル貼りでやや風情には欠けます。お湯は循環・消毒です。奥湯本というエリアの泉質がそんなに特徴的でないため、泉質に関しては評価は難しいです。反面、川沿いの露天風呂はとてもよいです。かけ流し・加温のみあり。pH 9.0, 総成分191mg/kg、無色透明無臭の単純泉ですが、川の景色が開けていて箱根とは思えないくらい開放的です。ただ夜は閉められてしまうので、星空などが眺められないのが残念でした。
建物は古びていましたが、料理・接客ともにいい旅館だと思います。 -
那須湯本温泉から、さらに山の中に入っていくこと車で20分。八幡温泉を過ぎて、さらに山の上へ上がっていきます。カーナビに入力すると「駒止の滝」の駐車場に案内されます。ここに車を駐めて、10分ほど山の中の歩道を歩くと北温泉です。外来入浴時間は夕暮れまで、となっていますが、実際駐車場から先は夜になると真っ暗になりそうです。
北温泉に近づくとまず最初に目に入るのは巨大な屋外温泉プール。ここはすでに全裸の人たちが男女問わず何人も入っていて、すでにここが秘湯であるということが実感されます。旅館はかなり大きく、いくつもの棟から構成され、非常に複雑な構造をしています。受付の自販機で入浴券を買うと、簡単に浴室への行き方を説明されますが、すでに館内は迷路です。古典的な旅館で薄暗い廊下の左右に客室が並び、もはや那須とは思えない異次元の世界です。東北地方の湯治場を彷彿とさせます。
浴室は、混浴の内湯「天狗の湯」と打たせ湯。男女別の露天風呂「河原の湯」、屋外の温泉プール「泳ぎ湯」など5ヶ所ほどあり、いずれも離れていて着衣しないと移動できません。
この中でも、特に天狗の湯は特徴的と思います。客室の並ぶ廊下の先にあり、廊下から直に風呂場へつながっています。薄暗い電球に照らされたコンクリート製の浴槽には大量のお湯があふれており、壁には巨大な天狗の仮面とともに絵馬がかけられ、民俗信仰の対象であったのかも知れません。pH 6.2, 総成分866mg/kg。ほとんど塩化物を含まないNa, Ca-硫酸塩・炭酸水素塩泉で、無味無臭、キシキシとした硬い金属味のある透明なお湯です。大量の源泉供給量です。
いくつも浴室がありますので、全部楽しむには半日必要ですし、何より、この旅館の雰囲気を楽しむには一泊は必要です。那須というエリアでこんな湯治場的な温泉に入れるとは思いませんでした。古びた雰囲気ですが、よく清掃されており、ぜひオススメしたい温泉です。 -
那須、新湯温泉の、温泉街の中に石段を下っていったところ。男女別の内湯のみ。スタイルはもう何年も変わっていないくて、入口以降は男女別の浴室。成分表記なし。
それぞれは木造4~5人くらいの浴槽。壁で男女の浴槽が分けられていますが、区切り板が浴槽の下半分でなくなっています。お湯は白い濁り湯。元湯温泉のように黄色とか灰色とか黒ではないですが、臭いは特徴的です。鼻に近づけるだけで香るクレオソート様のアブラ臭は新鮮なお湯の証拠と思います。階段を上ってすぐに、混浴の「寺の湯」もあります。泉質にはあまり大きな違いはないように思います。
いつのまにか、1回300円になってました。もっと安くありませんでした? -
祭日の昼間に行きました。3件の旅館が固まってはいるけどちょっと離れています。元湯の中でも、大出館はもっとも上流にある温泉。山の斜面にあって、コンクリートの玄関が3階、お風呂場は1階です。
お風呂場は「五色の湯」という灰色~黄色の濁り湯の混浴/女性用の内湯・露天風呂が中心です。pH 6.2, 総成分2.30g/kg。Na,Ca,Mg-炭酸水素・Clの成分ですが、メタ珪酸143mg、メタホウ酸59mg、H2S(ガス)72.7mg/kg。ここのお風呂(FIg.1)は、白黄色~灰色の細かい湯ノ花が舞う皮膚の刺激も強くなく、香りは純粋な硫黄臭。湯ノ花の形状は、細かい粒子状であまり塊にはなっていません。まず入るならここと思います。
ついで、有名な墨の湯へ。こちらは、混浴の脱衣場と混浴の内湯のみです。ここもなみなみと新鮮なお湯が注がれています。湯の色は確かに黒ですが、灰色のお湯に黒い細かい湯ノ花が舞っている感じです。かなりぬるめで、肌触りは柔らかく、泉質としては五色の湯に近そうです。黒い沈殿物をつかって泥湯のようにしている人がいましたが、ほとんど沈殿はしていません。
私の感想としては、有名な墨湯自体には、一度経験で入るとこにして、湧出量の多い五色の湯の浴槽で十分楽しめます。旅館の建物がかなり古い感じで、しかも硫黄で金属類が弱くなっていそうです。トイレなどに老朽化が目立ってしまっています。水回りの清潔感で印象が大きく変わるので、ちょっと直すとよいかと重いました。 -
200件目の口コミがこの温泉でよかったように思います。安価で、清潔で、そして地元に愛される外湯。それが温泉としてもっともよい姿かと思います。
えぼし湯は、赤湯温泉の中では外れにあって、赤湯元湯からは歩いて15分くらいかかります。平日の昼間だったこともあって地元の人が半分、そして遠くから来たような人が半分でした。浴槽が烏帽子の形をしているようですが、あまり気にしませんでした。
建物はコンクリート製のものですが、番台から浴室へ通じる雰囲気は「温泉街の地元の人が使う温泉」を感じるものです。浴室は男女別の内湯のみ。ひょうたん型の浴槽はタイル貼りで特に特徴はありません。お湯は熱めで、じっくりと浸かるにはやや熱いです。えぼし源泉とのことなので硫黄臭がするかと思いきや、硫黄臭もほとんどしません。土類系の、キシキシとした硬い印象のある湯です。かけ流しであり、感触としての鮮度も高いと思います。
あまりお湯の特徴を楽しむ湯ではありませんが、温泉街の外湯の雰囲気を味わうには赤湯でもっとも適しているように思います。 -
投稿日:2011年11月3日
硬い印象の熱いお湯。新鮮さは上々(赤湯温泉公衆浴場 とわの湯)
かとぅんさん [入浴日: 2011年10月27日 / 2時間以内]
33.0点
-
44.0点
-
33.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
山形・赤湯温泉では、外れの方に位置する公衆浴場です。地元の人たちの有志で作られたようなことが書いてありました。赤湯元湯からは歩いて10分くらい。
十字路に面したコンクリート製の建物で、番台を過ぎると左右に男女別内湯があります。シンプルな構造です。入浴料100円。
浴槽はタイル貼りの四角いもので、周りに洗い場があります。森の湯源泉がどんどん注がれていて、お湯は熱いです。pH 7.5, 総成分2.2g/kg。熱めなのであまり泉質を感じる余裕はなかったですが、さっぱりキシキシした硬い印象のお湯です。他のお客さんも、地元の人たちが多くて(平日の昼間だったからかも知れません)、あまり観光的な要素は少ないです。 -
赤湯温泉の中心にある入浴施設。赤湯にある2つ源泉、烏帽子源泉と森の湯源泉が同時に楽しめる施設です。建物の2階が浴室になっていて、2つの浴槽があり、それぞれ烏帽子源泉と森の湯源泉が注がれています。
烏帽子源泉の方はぬるめで、細かい湯ノ花が少量舞っています。かすかな硫黄臭があり、ゆっくりとお湯につかるなら、こちらがおすすめです。総成分1.13g/kg, pH 8.3。Na,Ca-塩化物泉で、硫化水素は0.1mg未満になっていますが、数字とはやや一致しない印象です。
森の湯源泉の浴槽は熱めに設定されています。キシキシした硬い印象があり、石膏泉の印象です。総成分1.97g/kg, pH 7.5。こちらの方が源泉温度61℃となっていますので、熱いままなのかも知れません。含硫黄泉として硫化水素0.7mg/kgとなっていますが、ほとんど感じられません。
赤湯温泉で日帰りで一ヶ所入るとしたら、ここかと思います。新しい施設で風情や温泉情緒を感じるのは難しいですが、温泉街の中にあって2源泉とも入ることができます。朝9時から営業しているようですので、朝湯も可能です。 -
ニセコでも小さな温泉地、昆布温泉のホテル。昆布温泉は中規模のホテルや旅館が離れて点在していて、あしりニセコも多分にもれず道から奥まった静かなところにあります。周囲は原生林と川に囲まれています。
昆布温泉といえば、すぐ近くにある鯉川温泉旅館と比較してしてしまいます。鯉川温泉旅館が建物が古くて木造なのに比べると、あしりニセコは鉄筋で近代的であり、一般的に家族連れなどには泊まりやすいと思います。食事が個室食でないことと、温泉自体の鮮度では劣ると思います。
温泉は、昆布温泉特有の白色薄濁りの湯。かすかな土類系の香りとしっとりとした感触があります。浴室は木枠の内湯と、比較的広い露天風呂。露天風呂は裏手の山に面していて紅葉がきれいでした。肝心の泉質については成分表記が掲示されていませんでした。また循環併用と、気になるほどではありませんが消毒されているようです。浴槽が広いこともあって温泉の鮮度は今ひとつかと思います。 -
別府・明礬温泉の旅館です。一泊しました。周囲には、硫黄の採取場などもすぐ傍にあり、観光にもとても便利なところです。
温泉は、旅館の建物の中に無色透明なアルカリ単純泉が2ヶ所、外の建物に硫黄泉が1ヶ所。硫黄泉へは、一旦玄関を出て、一軒民家の奥に入っていきます。
硫黄泉はpH 4.0、総成分606mg/kgのもの。離れの貸切風呂で岩風呂、2~3人で一杯になる小さい浴槽でもありプライベート感たっぷりです。淡々と注がれる源泉はほどよい温度に調節され、湯治場へ来たような気分になります。硫化水素(ガス)5.9mgは、そんなに強烈ではありませんが、仄かに温泉風情を感じられる濃度です。明礬温泉の中でも、硫黄泉らしさを十分味わえるかと思います。
硫黄泉は一ヶ所しかないので、他の人が入っていると順番待ちになるのが難点です。アルカリ単純泉は2ヶ所あり、こちらは無色透明、無味無臭でさっぱりと入れますが、別府においては特筆すべきとは言えません。
宿としては、部屋は普通ですが、夕食・朝食とも、しっかりした魚中心の料理が食べられます。温泉が順番待ちになることを除けば満足できるものと思います。 -
投稿日:2011年10月13日
堀田の引き湯(引きすぎ?)(別府市コミュニティーセンター 芝居の湯)
かとぅんさん [入浴日: 2011年10月8日 / 2時間以内]
33.0点
-
33.0点
-
44.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
別府市街に近い硫黄の香りの温泉。別府市街地の温泉は無色・無臭のところが多いですが、ここは、堀田温泉からの引き湯のため、周囲に硫黄の香りが漂っています。
番台を入ると、左右に畳敷きの休憩室、そして地下に男女別の内湯の浴室。芝居の湯、というだけあって、芝居の舞台なんでしょうか、変わった造りです。
お湯は、微かに硫黄の香りのする無色で薄濁りの湯。pH 6.4、総成分845mg/kg。成分表に硫化水素の記載はなく、ごく少量の硫化水素がよい香りを出しているのでしょう。とはいえ、お湯はなまった感じが否めません。堀田温泉とはかなり距離があり、新鮮さには欠ける印象です。
別府の市街に近いところで硫黄の香りを楽しむにはいいかも知れません。