源泉王子 さん
43.8点 / 198件
ドライブが高じて日帰り温泉を巡り、某温泉と出会ってからは源泉かけ流しに魅力を感じています。好きな泉質は単純硫黄泉、アルカリ性単純泉、重炭酸土類泉、他に湯の花や析出物、飲泉、共同湯に興味があります。
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9つの外湯の多くは、2~3人用の広さだが、大湯はその名の通り、湯小屋が大きい。温泉街の中心に佇んでおり存在感がある。
木造の浴室の雰囲気も素晴らしく、内湯好きにはたまらない空間。一人で独占できる幸せ、至福のひととき。
湯は深い緑色、濁りがあり、手ですくうとはっきりとした鉄の臭い。渋温泉でこの特徴を持つ源泉は少ない。渋温泉でこの特徴を楽しむなら大湯が最適だろう。湯抜きの天井が高く、湯気がこもらない。意外と長く入っていられた。また、湯口はかなり熱いが湯の流れを止める弁が作られていたり、真ん中に仕切り板があったりと、適温で入れる工夫が面白い。
浴室の反対側には蒸風呂もある。9つの外湯めぐりの締めくくり「結願湯」とも呼ばれている。確かに御利益がありそう。(入ったのは4番目だったけれど)
そして何回でも入りたい、と思わせる魅力、大湯の貫禄である。 -
投稿日:2011年1月5日
かめ乃湯で初風呂 (上山田温泉 湯元 かめ乃湯(旧 戸倉上山田温泉 亀の湯))
源泉王子さん [入浴日: 2011年1月1日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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44.0点
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44.0点
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露天が素晴らしい。露天風呂と壺湯があるがどちらも掛け流し、期待を裏切らない。露天風呂は単純硫黄泉らしい鮮やかな緑色、湯口は無色だが、時間とともに変化していく。壺湯は湯の入れ替わりが早いためか湯は透明のまま、白い湯の花が浮いている。新しい施設で気持ち良い。
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喫茶店の中で日帰り入浴が楽しめる。料金は500円。店の都合でたまたま食事はできなかったが、渋温泉で日帰り入浴を受け入れてくれるところは少なく、温泉ファンにはありがたい存在である。外に「日帰り入浴」の看板も出ており、気軽に行ける。
男女別の内湯が1つずつ、貴重品ロッカーなどは無い。渋温泉だけあって温泉はもちろん掛け流しだが、湯気が立ち込めていて、少し窮屈にも感じる。湯抜きがうまくいっていれば快適だろう。
大小の浴室があり、大きな浴室に案内された。浴室には石の湯らしく、大きな石で組まれた浴槽があり、仕切りによって湯口に近い高温湯、適温湯に分けられている。高温の方はかなり熱く、入浴できなかったが、適温湯(実際は少し熱い)には浸かることができた。適温といえども熱く、何回か出たり入ったりを繰り返す。湯は無色透明、臭いは渋温泉によくある薄い石膏のような臭い。外湯のような肌への刺激はないが、じわじわ肌に入っていくところに湯の力を感じる。
冬の寒い時期だったが入浴後は汗が引かず、服を着るのに時間がかかった。やっぱり湯めぐりには浴衣がいい。写真、石組みの壁の内側が浴室になっている。 -
何年も前に家族と訪れたことがあったが、中に入ると内装がリフォームされており、初めて来たような感覚になった。田沢温泉といえば、有乳湯が有名だが、ここも静かな宿で落ち着く。ユースホステルに指定されているが、決して安っぽい感じはしないし、日帰り客も暖かく迎えてくれる。日帰り入浴は500円で利用できる。
男女別の内湯、露天、と家族風呂がある。内湯は田沢温泉らしい柔らかい硫黄泉、有乳湯の新鮮さには劣るが、肌に優しい湯質は同じである。もともとぬるい湯なのだが、浴槽に仕切りがあり、適温湯、ぬる湯に分かれている。どちらも白い湯の花が舞っていた。露天は加温中で入れなかったが、超ぬる湯でもいいから入ってみたかった。
卓球場に昔を思い出す。郷愁を感じずにはいられない田沢温泉のロケーション、空気、そして人も優しい。 -
相変わらず人気の日帰り施設。地元民には景気良く、割引券なども配られており駐車場はいつも満車である。いつ来たら空いているのだろうか。
今回訪れてびっくり、露天風呂の脇に洗い場が新設されていた。内湯の洗い場は常時込んでいるし、これは良いアイデアだと思った。湯さん館は、源泉浴槽を設けるなど、温泉の使い方も工夫しているし、客目線のサービスも次々に現れている、日帰り温泉のお手本のような施設だと思う。
露天風呂からの夜景も美しい。 -
天竜川の崖上に建つ温泉宿。天竜峡温泉は県内でも有数のラドンを含む放射能泉としても知られる。
風呂は男女内湯が1つずつあり、1つは天竜峡を眺められる大浴場「天龍の湯」、もう1つは眺望のないごく普通の浴場、「地龍の湯」。時間によって入れ替わることになっているが、今回は小さいほう、「地龍の湯」に入った。写真は「地龍の湯」。
眺望がないほうに当たったのは残念だったが、浴室内に飲泉所があり、一人貸切状態でゆっくり源泉を味わうことができたのは良かった。源泉の温度はぬるく、硫黄の臭いを感じる放射能泉で甘味がある、手触りは非常につるつるしていて、特徴のある良泉であった。浴槽内は循環だが、湯の特徴は残っている。湯上がりから何時間か経っても、手先などにしっとりとした浴感が残り、ちょっと驚く。
今回も温泉博士で入らせてもらったが、女将に丁寧に迎えていただいた。駐車場は宿へ向かう小道を入った広いスペース、道が狭いので注意が必要。そこから徒歩1分程で到着できる。周辺の道が整備され、インターから行きやすくなった。 -
料金は400円、受付でお金を払う。館内には2つの福祉風呂があったり、バリアフリーになっていたりと、高齢者に使いやすくなっている。
浴室は、内湯があるだけのシンプルな造り。やや熱めの湯は葛温泉からの引き湯、掛け流しで利用されているが、塩素殺菌されている。この日も多くの人が利用してやや湯が濁っていたが、衛生上やむを得ないかもしれない。
浴槽は普通の深い場所と、寝湯ができそうな浅い場所がある。地元の方が多いと思うが、家族連れや若い観光客も訪れていた。備品はシャンプーにボディーソープ、ドライヤーと揃っており、誰でも使いやすい。受付のおじさんは誰にでも挨拶していて暖かみがある。自然と人が集まってくる雰囲気があった。 -
ホテルの立ち寄り湯、温泉博士を持って入りに行く。
ロビーに入ると従業員が笑顔で迎えてくれた。大きなホテルではないが、親切に接してくれるのがうれしい。風呂は男女にそれぞれ「石の湯」と「木の湯」と呼ばれる内湯と露天風呂がある。
名前にふさわしい立派な浴槽を想像していたが、「木の湯」は縁だけが桧で施され、「石の湯」は浴槽の底が蛇紋岩と呼ばれる石で作られているものだった。内湯は広々とした浴槽でびっくりする。光が差し込んで明るいのが良い。
循環湯で温泉らしさはあまりないが、露天より内湯の方が葛温泉らしい臭いがあった。湯に特徴のない施設だが、そのつもりで利用すれば快適に過ごせると思う。 -
投稿日:2010年11月9日
変わり種、ススキに囲まれて(八ヶ岳縄文天然温泉 尖石の湯(とがりいしのゆ))
源泉王子さん [入浴日: 2010年11月9日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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44.0点
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研修施設のようなところで受付をし、風呂を案内される。
温泉は露天風呂があるだけだが、行ってビックリ!藁やススキなどで囲っただけの野天風呂。それなりに服を入れる籠があるが、脱衣所といったスペースはない。空いているところで着替える、もちろん入浴客からは丸見えである。
こんな野ざらしの風呂だが、敢えて簡素に、縄文的に?無駄を省いてこういう設計にしてあるのだと思う。野趣にあふれていて面白い。奥に水洗トイレがあった、このギャップは現代的。
湯は掛け流されており、色は濃く緑がかって、薄濁り、成分は分からないが、何度も嗅ぎたくなるような甘い臭いだった。飲泉もできる。色、臭いとも特徴があり、新鮮さが分かる良泉である。
営業は土日祝のみという変わり種(しかも1000円)だが、一浴の価値はある。
もともとは「たてしなエグゼクティブハウス(健康道場)」という施設らしい。田舎者にはよく分からない。「断食のすすめ」、「禁酒、禁煙」…なんとなく深入りしたくない雰囲気だった。 -
投稿日:2010年10月25日
乗鞍・某所・某湯(乗鞍高原温泉 せせらぎの湯(のりくらこうげんおんせん))
源泉王子さん [入浴日: 2010年10月24日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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今までここに向かう人を見て遠慮していたが、やっと入れるチャンスに恵まれた。日曜の夕方、天気は雨とあって周囲に人はまばら。予想通り、誰もおらずひっそりしていた。1人で貸切!こんなに心躍らせて入ったのは久々だった。
無人の共同湯だが、きれいに清掃されている。地元の方に感謝すると同時に、ここを利用する客のマナーも向上している気がした。
湯は源泉そのままの新鮮な湯、湯口は透明だがきれいに白濁している。湯けむり館は「真っ白」だが、こちらは弱く灰色に白濁した感じだった。加温していないぬる湯が心地よい。細かい白い湯の花が無数に浮いている。乗鞍の温泉らしく硫化水素臭が強いが、白骨温泉のような酸っぱい臭いと、海苔のような油のような重い臭いも感じた。
浴槽は半露天、2人が入れば入浴を控えてしまうくらい狭い。簡素な脱衣所、洗面器があるだけの素朴な施設だけに、仲間同士でワイワイ楽しむのは△。
今後も、この素朴な佇まいを好んで楽しみたい人に愛される無人湯であってほしい。