修 さん
33.4点 / 407件
山間の鄙びた温泉宿が好みです。
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濃い!熱い!
この二語に尽きます。
これほどのお湯が、国道からほど近い山中に忽然と湧いているのだから不思議です。
これまで経験した温泉では、同じ青森県内にある三内温泉が思い浮かびますが、さすが青森、個々の温泉のインパクトはここでも健在でした。 -
伊達藩主から続く歴史性、宿泊客対象に行われる「青根御殿」見学ツアーなど、充分に個性が発揮されている印象を持ちました。
殊に、それぞれの浴槽が受け継いできた時間を考えるとき、お湯だけでは語れない奥深さ、ロマンを感じずにおれません。(ここを利用する際は、是非歴史を予習されることをお勧めします)
今回宿泊した部屋は宿最上部、階段を登り詰めたところにあり、1階から登った階段の数、ざっと91段。(思わず数えてしまいました)先の方のコメントの通り、これはこれで乙なものなのですが、そう言えるのは身体に特別の不自由がない証拠で、足腰に不安のある方にとっては苦痛以外のなにものでもなく、せっかくの温泉旅行なのに入浴が1回だけ・・・ともなりかねないので、部屋は選択したほうが良さそうです。
また、ここの浴場は全般的に照明を落としており、かつ大湯、倉湯のようにかなり広くスペースをとっているため、私のような小心者は夜中に一人で入浴する際はちょっとした勇気が必要です。
一人宿泊でしたが、食事は襖で仕切られた個室を用意していただき、部屋食感覚で美味しい料理をいただきました。
宿泊料金はそれなり(15,900円)でしたが、充分納得のいく内容でした。 -
古民家の中に突然温泉が湧いている、という感じで、少し不思議な雰囲気に包まれます。
風呂場に幼児用のお風呂グッズがあったり、生活臭の感じられる温泉です。 -
これまでの口コミでその多くを語り尽くされた感がありますが、良くも悪くもその評価が極端に分かれるのも有名温泉がもつ宿命のようです。
一人宿泊ということもあり、直前まで今回の候補には入っていませんでしたが、たまたま利用できるプランを発見、しかも13,800円(税込)という、この宿としては比較的リーズナブルな価格だったため急遽利用させていただくことになりました。
北海道・東北がホームグラウンドの私にとって、関東圏にほど近く、有名度もこのクラスとなればそれだけで期待度は俄然低下、「果たしてゆっくり寛げるのだろうか・・・」と不安を抱いての訪問でした。
その先入観が奏功したのか、個人的には温泉・環境・食事などどれをとっても充分満足の行くレベルでした。紅葉真っ盛りだったこともあり、宿のエントランスに始まり部屋から眺める庭景色、渓流露天風呂からの紅葉など、滞在中「秋」にどっぷり浸かることができました。1階の小部屋でしたが、常に渓流の沢音を聞きながら過ごせたことこそが、自分にとって何よりの贅沢。その上、趣向を凝らされた料理、素晴らしい温泉がいつでも用意されているのだから文句のつけようがありません。
余談ですが、部屋に用意されたお茶請けの和菓子「ぶどう氷」が大変美味しく、思わずチェックアウト前に売店で購入してしまいました。是非ご賞味を。 -
日帰り入浴で利用しましたが、玄関に出迎えがある苦手なパターン。
1,500円という入浴料は承知の上でしたが、タオル・浴後のドリンク付きと知って少し納得。どうせなら、どちらも無しの料金設定を考えてほしいところだが、それでも1,000円程度になるか・・・。
名物の棚田露天風呂はそれなりに開放感が得られるが、如何せん内湯の塩素臭でこちらは戦意喪失気味に・・・。
浴後のドリンクも料金に含まれているからには利用しないわけにもいかず、持参したタオルも虚しく、大川荘タオルを戦利品に宿を後にしました。 -
東山温泉入口から車がすれ違うのが困難な小路に入ってほどなく、崖を目の前に建ち並ぶ建物群の中に現れます。
老朽化しているうえに目の前が崖なだけに、昼でもなお周囲は暗く、一軒廃屋ではないかと思うような雰囲気を醸し出しています。建物内部も場末の大衆ホテルといった感じですが、浴場は渓流に面しているため明るく、少し安心しました。
しかも、浴槽からは清澄なお湯が掛け流されており救われた感じがします。
温泉分析書には、手書きでここが「向瀧」と並んで数少ない自然湧出の自家源泉所有の宿であることが記載されています。
大型施設が建ち並ぶ東山温泉ではありますが、温泉を大事に管理していることが伺え、良い印象を抱きました。 -
何回経験しても、初めての宿に宿泊の電話を入れる時は少々緊張するものですが、ここ「吾妻屋旅館」の電話応対はとても気持ちいいものでした。決して特別な内容ではないのですが、そう言いたくなるほど、あまりにも多くの宿が電話での第一印象をなおざりにしていると思うのです。
また珍しいことに、この宿では事前に宿、および近隣観光情報等のパンフレットを送ってくれ、ここでも宿の高感度はかなり上がります。
実際の宿・温泉も充分期待に応える内容で、随所に創意工夫の跡が見られました。
個人的に嬉しかったのが、布団上げ下げのセルフサービス。一部の湯治宿では行われていますが、まだまだ少数派。寝ようが寝まいが、すぐ傍らに布団が敷かれているだけで何故か安心する、とても有り難いサービスです。
夕食には米沢牛のタタキ・鍋などが登場し、ちょっと贅沢で満足の内容。山奥の一軒宿としては充分過ぎるものでした。
肝心の温泉も飽きることのない充実ぶりで、個々の個性もさることながら、男女入替を上手に利用して全ての浴槽に浸かる充実感も得られます。
最も気に入ったのが「滝見露天風呂」。コンパクトな露天風呂の目の前に滝が迫り、開放感でも他の露天風呂に全く引けを取りません。個性的な「根っこ風呂」ですが、道内にも同様に木をくり抜いた露天風呂で有名な「銀婚湯」があり、比較するとやや物足りない内容でした。また、混浴の「眺望露天風呂」は底が滑りやすく非常に危険。日によってコンディションに差はあれど、私が利用した状態であれば、間違いなく転倒する人がいるはず。「滑ります」の表示を見ていてもなお危険なのだから、できることなら下り口に手摺状のものを設置したほうが良いのでは?
ともあれ、温・食・住、バランスの取れたいい宿でした。あとは13,450円(一人宿泊)を高いと感じるか、安いと感じるか・・・。 -
開放感溢れるログハウス風の建物外観に反してコンパクトな浴槽。特に露天は畳2畳ほどの広さで複数名ではあまり寛げなさそう。展望もありません。
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「愛山渓倶楽部」というネーミングから抱くイメージとは全く異なる、山奥の一軒宿。
国道から伸びる一本道(19キロ)の先にはこの宿しかなく、しかも完全舗装路。
温泉は内湯のみですが素朴そのもの。茶褐色の湯が掛け流されています。
さらに感激したのは飲泉設備があること。
大雪山系の山々を目指す登山客だけのものにするのはもったいない温泉です。
ロビーには暖炉を囲んでソファー風の椅子が配置されており、入浴後にもまったり寛げそうです。 -
虎杖浜温泉全般に言えることだが、いわゆる温泉街は形成しておらず、国道沿いに無数の温泉施設が点在しており、しかもその一つ一つに「温泉」としての風情は微塵も感じられない。
単純温泉とはいえ、豊富な湧出量故にぜいたくな使い方になっているようだ。
ここ「ホテルオーシャン」も例外ではなく、外観は何故かガラスに覆われた箱型の建物で、どこかの会社社屋のよう。
そんな造りでもあり、内湯、露天とも古い日帰り入浴施設という感じで、お世辞にもゆったり寛げるとは言えない。