SKYSENSOR さん
44.0点 / 11件
2003年2月に首都圏から札幌に越してきました。家族旅行も含め、年間20ヶ所以上の温泉に浸かっています。
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老舗らしく落ち着いた宿で、別棟で修学旅行の女子高生がきゃあきゃあ騒いでいるのを除けば、すべての面で満足度の高い宿だった。お湯は強酸性でかつて経験がないほどすっぱい味がする。水虫菌くらいならあっという間に死滅させそうな強さだ。
部屋食でいただく夕食も品数豊富でどれもおいしい。一杯の毛蟹も旨いが、特にどこの宿でもたいてい大したことのない鍋物が、出汁が効いていてかなり旨い。
多くの点においてお奨めできる宿だ。 -
このホテルの接客はほとんど問題がないのだが、ただひとり部屋まで案内した係員が相当ヘンな人で、旅のプロが選ぶ料理部門北海道No.1を3年連続受賞した知床第一ホテルなのに、我々にとっては料理以上に印象深いものとなった。
プールは小規模の遊具が少しあるだけで、写真はやや誇大広告気味である。風呂は悪くないが、ほとんどの浴槽が水道水か循環ろ過温泉で、唯一露天風呂のみがかけ流しなのが残念だった。
さてこの日のために腹を空かせて臨んだバイキング。確かに品数は多く、普通さして旨くないことの多い刺身等の海鮮ものがかなりいい線いってるし、意外なところではトントロの串焼きなんかもデパートの総菜屋で売ってるようなものとは明らかにレベルが違っている。が、それでも私の感覚では、天ぷらの品数が少ない、ステーキがまずい、生牡蠣に別料金を取るなど、前評判と宿泊料金の高さに見合うほどの料理ではなかった。 -
晩飯のバイキングはイマイチだが、ここの風呂は相変わらず圧倒的で素晴らしいと思う。早朝、1時間半かけてゆっくりといろんな湯船を楽しみ、疲れるといすに腰掛けて休憩。天気は悪いが、目の前には朝靄に煙った地獄谷が迫っている。至福の朝である。
部屋でもう一眠りして、次に起きたら朝ご飯の時間だった。夕食のバイキングは物足りなかったが、朝はまずまず。意外なことに自家製のパンがうまい。これだけでもここで朝飯を食べる意味はあるだろう。 -
北海道遺産(世界遺産ではない)にも選定されている世界的にも珍しい植物性のモール温泉の宿である。お湯は茶褐色で微かに草いきれのような匂いがする。露天風呂からは十勝川の景色が眺められてなかなか気持ちが良い。
夕食は部屋食でいただいた。メインの十勝牛ステーキは風味が今ひとつだが概ね食事は上品でなかなか旨い。どうでも良いことだが、チェックインの際に荷物を持って部屋まで案内してくれた人が夜は布団を敷きに来た。あんまりこういう兼務を目にしたことはないので印象に残った。
朝食に出された味噌汁はうまかった。かごに入った紙鍋をコンロで温めてぐつぐつ沸騰させたものをいただく。普通味噌汁は沸騰させるものではないと思っていたが、これがアツアツでかなりおいしい。やはり温泉宿の価値は湯と食にあるのだ。夕食に気をとられがちだが、かつてのふる川(定山渓)や宏楽園(朝里川)など、朝食のうまい宿は確実に好印象をもたらす。 -
投稿日:2005年10月18日
温泉・バイキングともレベル高い(湯元ニセコプリンスホテルひらふ亭)
SKYSENSORさん [入浴日: - / - ]
44.0点
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スキーシーズンに露天風呂付き客室に宿泊。温泉・食事とも素晴らしいレベルにあると思う。夕食のバイキングは私の知る限りでは阿寒湖の鶴雅に次ぐ道内最高レベルで、ステーキや天ぷらもその場で調理したアツアツを食べられるし、お茶漬け用の出し入り番茶なんかもある。ガヤガヤしているから、子連れでも気を遣わずに済む。
難点があるとすれば、ロビーの狭さとゲレンデまで階段を結構歩かねばならないことだが、グランヒラフでのスキーに温泉や食も求めるならここが一番ではないだろうか。 -
章月は昭和9年の創業で、なんでも最初は「昇月」という屋号を考えたけれど易者に「昇る月はやがて沈む」と言われ日章旗の「章」に字を変えたらしい。
ここは料理はおいしいが施設は古いと聞かされてきたが、宴会料理だと味の良し悪しはよくわからない。まあ取り立ててどうこういうレベルとは思わないが、まずいわけではない。施設は確かに古い。すすきののビルによく見られるように、内装はリフォームされていてもエレベーターに乗った途端にそのビルの古さが際立つという感じだ。
でも風呂は古いながらもなかなか手入れされていて良かったし、お湯も露天の景色も良かった。宿泊という面では不満はない。飲んだ後のラーメンが意外にうまい。 -
投稿日:2005年10月18日
冬にこそ泊まるべき宿(ホテルマウントレースイ レースイの湯)
SKYSENSORさん [入浴日: - / - ]
33.0点
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マウントレースイは夕張駅に直結したスキー場で、関東で言えばガーラ湯沢と同じコンセプトのはずだが、肝心のJRにまるでやる気がなく、特急の止まる接続駅の新夕張から夕張までの本数が極めて少なく、またふざけているとしか思えない帰りの接続の悪さで、これでは誰もJRなんて利用しないなというレベルである。
隣接のホテルマウントレースイには、以前春にも泊まったことがあるが、結論から言ってスキーシーズン以外で積極的にここに泊まる理由はあまり見当たらない。一応温泉と銘打っているが、異様に塩素くさくて調べるまでもなく循環湯である。しかも客室からかなり遠くて面倒くさい。ただし、バイキングで供される食事は悪くないレベルである。
ほかのスキー場に比べてメリットがあるのは、子供のスキーレッスン料が割安であることと、1歳からの託児があることだ。 -
投稿日:2005年10月18日
部屋食を求めるならおすすめできる(ホテル山水(閉館しました))
SKYSENSORさん [入浴日: - / - ]
44.0点
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山水は定山渓では小規模な宿であるが、かの有名な温泉教授氏が高い評価を与えている。多くの人のクチコミ情報を総合すると、渓谷の眺望に優れ、館内は清潔、従業員の接客は好感、もちろんお湯も良いが、そこまで高い評価を与えるのは教授が定宿にしているからだ、といった意見となる。
宿泊した私の感想は概ねそれらの意見と合致する。今まで泊まったどの定山渓の宿よりも景色は素晴らしいし、家庭的な接客も快かった。狭いながらも風呂にも全く不満はない。「そこまで云々」に関しては、値段と比較した場合の食事の質に少し不満があったからだ。夕食の品数に不満はないが、肉類が皆無でちょっとボリューム不足は否めないし、具は良くても鍋物は味付けが今ひとつ。でも朝夕とも部屋食だし、質が改善されれば私としては「ふる川」以上とみなしても良いと思う。
帰りには女将さんが玄関先まで見送ってくれて、車の誘導までしてくれる。食事以外は素晴らしいだけに惜しい。でもまた泊まりたいという気持ちもある。 -
投稿日:2005年3月9日
番頭さん(?)がいい味出してます(鯉川温泉(こいかわおんせん))
SKYSENSORさん [入浴日: - / - ]
44.0点
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GW前の雪融け時期に家族で泊まりました。庭のそこら中からふきのとうが顔を覗かせていてすがすがしい気分です。北海道に住んでいると、こういうところに春を迎える喜びを感じます。
建物は相当に年季が入っていて歩くと響くほどですが、風呂は素晴らしいし、質素ながらご飯もおいしいし、宿の人たちもとても親切で寛げる雰囲気でした。ついでにトイレは意外にも温水便座でした。
給仕を担当する女性の制服がレトロな感じで、宿としての伝統を感じます。また玄関に番頭さんのような方がずっと立っていて、いい味を出しています。
食事の質量によって値段が違いますが、一番安いのにしたら少し量が足りなかったです。 -
廃止が決定的なふるさと銀河線(ちほく鉄道)に乗りに行く途中、足寄に秘湯があると聞いて泊まってきました。足寄駅から拓殖バスで20分ほど行ったところにある芽登というバス停から送迎してもらいました。宿までの最後の3kmはオフロードの山道で秘湯ムードを高めるのには十分です。ただし、鉄道とバスの乗り継ぎは時間帯によっては絶望的に悪く、足寄駅で2時間ほど時間を潰す覚悟が必要です。鉄道に興味がないなら、帯広からバスが得策です。
温泉は無色透明ながら飲んでみると微かに硫黄の味がします。これがよいアクセントとなって何杯でもいけます(飲みすぎは良くないけど)。本当に何もない山の中で携帯も通じないですから、そういうのを喜ぶ人でないと不向きかもしれませんが、宿の人も明るくて親切だし、のんびりと寛ぐにはとても良い温泉だと思います。
行ったのが雪景色の冬なので、ぜひ次回は夏の鮮やかな姿も見てみたいと思います。