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投稿日:2018年5月23日
茨城と思えない良泉 (つくば温泉 喜楽里 別邸(きらり べってい))
baka123456さん [入浴日: 2018年5月23日 / 5~10時間]
55.0点
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55.0点
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44.0点
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「湯楽の里」の高級ブランドである「喜楽里」が、筑波に出来たと聞いて訪ねました。
家族が車を使うので、TXの研究学園駅から10分ほど歩きました。
高層マンションが建つが、駅前にはコンビニが一件のみ、居酒屋などは見当たらない。
近未来都市なのか、ただの田舎なのか、よく分からない。
田園の中、平屋の「数奇屋」風建築があります。
下駄箱キーがICチップで、それをピッとやって入館。
タオル付き、平日1000円。
「岩盤浴」が280円と手頃なので、好きな人は利用すべきと思うが、今回は妻がいないので「温泉だけのレポ」となります。
さて温泉は、露天に大きな岩風呂が二つ、「ナトリウムー塩化物泉」ですが、源泉35度、湧出量240Lと茨城にしては優秀。
特に、上の湯は「源泉掛け流し」で、ほぼ透明、塩味もない代わり、
ヌルヌル感と、微かな硫黄臭(のような匂い)がして、茶色の湯花が舞い、細かな泡付きが見られます。
同じナトリウム泉でも、千葉県の強塩泉と違い、もっと山間部の泉質に近い感じ、それも掛け流しの鮮度が生きています。
茨城と言えば「塩素臭」という私の先入観を裏切る良い湯でした。
内湯には、結構大きな「炭酸泉」がありますが、露天の「掛け流し」が泡も付いて良過ぎたため、入る気にならなかった。
あとジェット浴槽に「もみ効果付き電気」が3座あること、サウナで1時間おきにオートロウリュウがあること、などが特徴か。
食堂は高い。
一番安い、税込750円の「カレーうどん」にしたけど、麺の量が異様に少なかった。
施設内で買ったペットボトルも持込禁止で、セルフのお茶もなく、
「茶が飲みたければ250円の爽健美茶を注文しろ」ということらしい。
(高級喫茶じゃあるまいし、誰が頼むか。)
リクライニングチェアにWiFiはもちろん、USB電源が付くのは良い判断で、TVを付けるよりずっと良い。
でも、休日などはキャパ不足と思うから、それと別に年配者向け「畳の休憩所」があった方が良い。
それがあれば、私など「リクライニングは若者のために空ける」という選択が出来るからである。
それにしても、茨城県の「掛け流し」のある温泉施設としては、「ひたちなか」より東京に近く「きぬの湯」より安い。
さらに岩盤浴人気もあるので、今後かなり流行る施設と予想します。
ちなみに、下駄箱キーのICチップと、タッチパネルで自動清算して改札を出るのは、先日行った千葉の「蘭々の湯」と同じ。
これからの主流のようです。26人が参考にしています
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