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投稿日:2011年7月22日
湯平石畳沿いの家族経営の小宿 (つるや隠宅(閉館しました))
ごんごんさん [入浴日: 2011年7月22日 / 2時間以内]
44.0点
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44.0点
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44.0点
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44.0点
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55.0点
休日1,000円高速の最終週末、九州は梅雨の真っ只中で生憎の大雨。狙っていた南九州は諦めて湯平温泉で1泊することにしました。
「石畳沿い」「温水洗浄機能付きトイレのあるお部屋」という条件で探し、お宿はつるや隠宅さんをチョイス。てっきり石畳は車両進入禁止と思っていたのですが、駐車場は建物の隣だったので助かりました。
湯平温泉は歴史が古く、どちらのお宿もスタートは湯治宿だったと思われます。
つるや隠宅さんは適宜改装されているのでお部屋もお風呂も新しく、お部屋によってはトイレも付いていて快適ですが、設えは普通の住宅という感じの気取らない雰囲気です。
お風呂は半露天の信楽焼陶器風呂(2人サイズ)と内湯の岩風呂(4~5人サイズ)の2ヶ所。どちらも空いているときに貸切で利用出来るシステムでした。
お湯は町営2号源泉(ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉)に加水をして適温にしたもの。うっすらと笹濁りのように見え、口に含んでみるとやさしい塩味がします。浴感は共同湯のお湯よりも癖がなく、誰でも安心して入れるやさしい肌触りですが、正直なところ印象が薄かったです。
お風呂は夜は22時までと利用時間が短めなのですが、到着時笹濁りだった陶器風呂のお湯が翌朝には透明に。毎日換水掃除をしているんだ!と驚きました。
家族経営で割ける人手が限られていらっしゃるでしょうに、頭の下がる思いです。
そして、こちらの旅館はとにかくお料理が良かったです。
ごんごんはオフシーズンの格安プラン(休前日1泊2食10,500円/人)を利用させていただいたのですが、お刺身にお寿司に豊後牛ステーキに天ぷらなどなど豪華なメニューが勢ぞろい(画像)。この後、鮎の塩焼き、お味噌汁とご飯、デザートも出てきました。
食器は定食屋さんみたいな感じですし、女将さんの手作り料理ということで盛り付けも凝ったものではないので画像では伝わり辛いかもしれませんが、どれもこれもめちゃくちゃおいしかったです。味付けもいいし、素材もお値段から想像する質を遥かに上回っていて(特に豊後牛!!!)、もしかして勘違いして高いプランを選んじゃったのかな?と不安になるほどでした。朝食も普通の和食でしたがやはり1品1品おいしかったです。
「食事>>>温泉」の旦那さんは大喜びでしたし、「温泉>>>>>>>>食事」のごんごんでも総合的に見て大満足でした。
大分の温泉というと、どうしても別府とか長湯に目が行きがちなのですが、湯平は共同湯巡りが出来ますし、車があれば由布院の共同湯や大分~湯布院間に点在する共同湯の湯巡りにも便利なので、まだ決まっていない次回の宿泊を今から楽しみにしています。1人が参考にしています
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