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投稿日:2011年6月5日
硫黄の湯の花舞うパンチのあるお湯 (山川温泉 しらはなシンフォニー)
ごんごんさん [入浴日: 2011年6月4日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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44.0点
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55.0点
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0 - 点
山川地区共同浴場のすぐ近くに位置するお宿です。
玄関があまりにも個人宅そのものだったので、「まさかオーナーさんのプライベート・スペースじゃないよね?」とドキドキしながらドアを開けると、朗らかで気さくな女将さんが出迎えてくださいました。
色々なサイトで女将さんの評判を拝見していましたが、立ち寄り入浴客にも愛嬌たっぷりの応対で、私もすぐに大好きになりました。女将さん目当てにリピートする人がいらっしゃるというのも納得でした。
共同浴場の近くですから、当然お湯もとっても良かったです。
女湯は、無色無臭の内風呂と、露天スペースにある寝湯(ぬるめ)、広い庭園露天風呂(熱め)という構成。露天風呂のお湯にはいずれも硫黄の湯の花が大量に舞っています。
よく雑誌にも紹介される庭園露天風呂は20人ぐらい入れそうな広さ。湯船の底には硫黄の析出物が付着していてお湯が水色っぽく見えるので(画像)、お庭のよく手入れされた木々の緑とのコントラストが美しかったです。
かなりの広さにも関わらず、湯量が多いので湯温はちょっと熱めで肌触りも新鮮な感じ。飲泉用のコップが置いてあるところにもお湯への自信が伺えます。
一方、寝湯はお湯の投入量を絞って、ぬるめの設定。熱めの庭園露天風呂との交互入浴に丁度良い感じです。こちらも硫黄の湯の花が大量に舞っているので、ぬるいけれど結構身体にガツンときます。
ちょっと湯当たり気味だと感じたときに気持ちが良かったのが内湯の無味無臭のお湯でした。
湯温は心持ち熱めでしたが、パンチのある温泉に圧倒された身体が緩んでいくような心地良さがありました。
女湯はこのように1度にいろいろ楽しめるのですが、男湯は庭園露天風呂から離れたところにあるので、1度服を着て移動する必要があります。
旦那さんによると、男湯は女湯と違って、内湯も露天も湯の花の舞うお湯で、寝湯はなく通常の深さの湯船だったとのことです。かなりの量の湯の花が沈殿していて、油断していると足がすべりそうなぐらいだったらしいです。羨ましいぞ、男湯。
女将さんがこまめに浴室をチェックされているとのことで、日帰り利用客が多い割に整理整頓が行き届いていますし、アメニティもリーブルアロエの湯葉シリーズ(実物を見たの初めて)だったのもテンションが上がりました。宿泊料もお手頃ですので、こちらを拠点に黒川やはげの湯・岳の湯の湯巡りなんて出来たら最高だなぁと思います。
日帰り入浴については下記のサイトをご参考に。
九州温泉道~しらはなシンフォニー
http://www.88onsen.com/kumamoto_12/1人が参考にしています
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