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投稿日:2011年2月13日
上品なかおりの濃厚硫黄泉 (明礬温泉 旅館若杉)
ごんごんさん [入浴日: 2011年1月22日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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44.0点
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44.0点
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0 - 点
国道500号線沿いにあって見つけやすい施設です。
貸切内湯が3室あり、1室が硫黄泉、2室がアルカリ性単純泉となっていて、立ち寄り入浴の場合はいずれか1室を60分利用出来ます(1名での利用の場合30分)。
10時半頃にお伺いしたところ、「濃厚」と評判の硫黄泉のお部屋が空いてました。温泉棟は受付とは別の建物になので、女将さんが案内してくださいます。
「浴室棟に行く前に…」ということでスパポートにスタンプを押させて頂いたのですが、押印の後、勢い余ってスタンプが手から離れて宙に。
「あら、活きがええわ~(^^;」とごんごん。
「まだスタンプが新しいですから(^^)」と女将さん。
旅館若杉さんは、2010年12月に別府八湯温泉道の対象施設になったばかりなので、スタンプもピッチピチです(^^;
明礬温泉の施設は歴史ある建物のところが多い印象ですが、若杉さんは母屋も温泉棟も比較的新しい感じ。脱衣所も新しくて2人には充分な広さで使いやすかったです。
そして浴室への扉を開けて目に飛び込んできた光景に、思わず「わ~!すごい…」と声が出てしまいました。
木枠の湯舟を満たす緑みを帯びた白いお湯。成分で白くなった床。そして析出物が緑や黄色の結晶となって張り付いている岩壁…!
まだ入浴していないのに既にテンションMAXです。
湯舟の縁に整列したザボンを湯舟にそろりと浮かべ、丁寧に掛かり湯をして、ワクワクしながら入りました。
連日の寒さで冷え切った身体には、一瞬熱めに感じられましたが、少しぬるめの入りやすい温度でした。透明度は15~20cmぐらい。優しいながらも鮮度の感じられる肌当たりです。上品な硫黄泉のかおり(卵臭とは違う)とザボンの爽やかな香りが更に気分を盛り上げてくれます。
壁にゴツゴツと緑や黄色の結晶を成している析出物を観察していると、ところどころからお湯が染み出ていることに気づきました。もしかして足元や壁からもお湯が湧出しているのでしょうか?
浴室の上部15cmぐらいが換気のために開いているのですが、お湯の濃厚さや析出物の結晶を見ているとしっかりとした換気が必要なのも納得でした。
旅館若杉さんの後、ごんごんは翌日に掛けて9湯、旦那さんは5湯しましたが、ごんごんは2日間、旦那さんは4日間身体から硫黄泉のかおりが立ちのぼっていましたし、その際に使用した下着やタオルも3~4度洗濯するまで硫黄泉のかおりが取れませんでした。不快な香りではなかったので、すごく嬉しかったです。上品な肌触りとかおりでしたが、何ともすごいパワーを持ったお湯だったんだな~、と改めて実感した次第です。別府八湯温泉道に加入してくださったことに、感謝です。
別府八湯温泉道№178番。スタンプは明礬大橋と入浴姿の美人です。1人が参考にしています
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