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投稿日:2011年9月30日
九州温泉道にも選出の由緒ある共同湯 (四の湯温泉)
ごんごんさん [入浴日: 2011年8月9日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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33.0点
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44.0点
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0 - 点
亀川商店街の南の外れにある公園に隣接する共同湯。のどかな様子は昔の海門寺温泉を思い起こさせてくれます。
受付は有人で、旅の者には洗面器を無料で貸し出してくださるのがありがたいです。
年季の入った建物ですが適宜改修されているようで、壁面の塗料のハゲやタイルの欠けが殆ど無く、天井が高くて採光もいいので明るくて清潔な雰囲気です。
構造は脱衣場・浴室一体型で、脱衣場は幅すのこ1列分と細長いですが、真ん中で仕切られた小判型の湯船は15人ぐらいは余裕で入れそうな共同湯としては広めのサイズです。
こちらは九州温泉道に選出されているのでインパクトのあるお湯を想像していたのですが、無色透明の弱アルカリ性単純泉のお湯は熱めではあるもののほとんど癖がなく、やはりあっさりとした入り心地の亀陽泉よりも更に主張が少ないように感じました。この日はこちらが8湯目の訪問でしたのでその優しい浴感がむしろ心地よく、本当はもう1湯と思っていたのですがこちらを締めの湯とさせていただくことにしました。
約47度の源泉がほとんど加水されないまま掛け流しになっているので湯温はかなり高め。常連さんが教えてくださった「比較的ぬるめ」の場所で髪と体を洗わせて頂きました。アルカリ性のお湯でシャンプーや石鹸を使うと髪も肌もスベスベになるので、個人的にこの手のお湯は正に締めにぴったりだと思っています。
男湯と女湯の仕切りに掲示されている年代物の味わい深い「鑛泉分析表」を眺めながら、きりりと熱く、さらりとしたお湯を満喫して1泊2日の湯めぐりの締めとしました。
別府での湯巡りの締めはいつも大満足、そして名残惜しいです。
ごんごんは試しませんでしたが、こちらは飲泉も可能です。癖のないお湯だからきっと飲みやすいと思います。
別府八湯温泉道No.67。スタンプはゆかりのあるという景行天皇・・・と思われる人物です。6人が参考にしています
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