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約5年ぶりにお伺いしました。
有人受付、脱衣所・浴室分離型の共同湯。1泊分の大きな荷物を持っているごんごんを見て、受付の方が「ここで預かりますよ」と申し出てくださったのでとても助かりました。
前回は夕方の訪問だったので今回は朝10時前に来てみたのですが、それでも常に5~6人の人で賑わっていて人気ぶりが伺えました。
90歳を越しているという「主」の風格を漂わせるおばあちゃんが湯口付近で操作を仕切っていて、見慣れないごんごんに気づいて加水量を増やしてくださいました。
地元の方たちは午前中から30度を超えるような猛暑の中でもすっごく熱いお湯(45度前後)を好まれるので、加水は嬉しいご配慮です。
前回の訪問では、正直なところ白湯と区別がつかないぐらい特徴が感じられなかったのですが、今回は無色透明無臭ながらも、白湯にはない温泉ならではのガツンとした浴感がありました。やはり訪問時間を変えて来てみるものです。
しばらくすると30代ぐらいの地元の女性が入って来られて、主のおばあちゃんに「こちらに座ってもいいですか?」と声掛けしてから座られていました。
共同湯では「○時○分頃は、この場所は○○さんが座るところ」という暗黙の了解があることは前々から感じていたので、場所取りにはいつも神経を尖らせていたのですが、「そうか。雰囲気だけですべてを悟ろうとせずに、一言声掛けすればいいんだ。」という当たり前のことに気づかせて頂きました。
ごんごんも見習って上がる前におばあちゃんに「お水どうしましょうか?」と確認してみました。
丁度利用客が増えてきたこともあり、「そのままでいいから、温泉が入る量を多くしておいて」と言われ、源泉投入量を調節する棒を操作させて頂きました。
前回の訪問では常連の方の気分を害してしまった感があったので、正直なところ再訪には躊躇があったのですが、ちょっとだけ勇気を出して来てみてよかったです。
別府八湯温泉道No.18。スタンプは町内にある国登録有形文化財野口病院管理棟の建物です。
大分みらい信用金庫野口出張所の大きな看板が野口温泉さんの正面にありますので、事前に場所を確認しておくと迷わないで辿り着けると思います。2人が参考にしています