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12年位前の入浴体験記です。
明るくて気持ちのよい若主人に出迎えてもらい、よく晴れた夏空のもと、念願の渓流沿いの露天に入りました。気分さわやか、よかったですよ。
狭いですが、先客は一人だけなので、のんびり浸かれました。
渓流を眺めおろすと、露天の石組みのそばにたくさんの黒いホース。「ふーん、これは温泉のホースなんだろうな、どこから来ているのかな」とホースの行方を目で追っていました。中に1本だけ茶色と黒のタテのしましまのホースがあり、「ほお、1本だけ色違い。温泉を冷ますための水のホースかしらん?」と思って見ていたら、なんとそのしましまホースがひとりでにすすーっと動き出したではありませんか。
その正体は...。
わりと好きな私は、先客のおばさまに「スゴイですよ、○○゛がいますよお」と声かけて一緒に見ようかと思いましたが、もしダメな人なら卒倒でもしかねない、露天で知らない人に素っ裸で倒れられても困るし、と断念しました。
ひと夏の思い出です。5人が参考にしています