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投稿日:2009年9月14日
青白色の野天風呂+硫黄の内湯岩風呂 (朝日温泉)
かとぅんさん [入浴日: 2009年9月7日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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33.0点
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0 - 点
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0 - 点
みなさんが満点を付けているので期待して行きまして、私もほぼ満点に近い4点を付けます。
海辺にある雷電温泉から山に登っていくような細い道があり、途中からダートになります。ダート道は距離3kmくらい。カーナビにも出るので行くのは楽でしょう(運転は少し怖いかも)。ようやく付いたのは川沿いの一軒宿。木造校舎みたいな雰囲気です。600円を払うと、内湯は旅館の奥で、露天風呂は外から回るようにと言われます。まずは露天風呂へ。旅館裏の清流に丸太橋がかかっていて、おお発見(写真)。岩壁が削られてちょうど4~5人分の露天風呂になっています。ここは混浴。小さな脱衣スペースもあるけど男は普通に直で脱いでいます。このお湯が、青白色のきれいな濁り湯なんですわ。細かい湯ノ花が舞い、遠くから見るとかなり青に近い色。湯温はぬるめに調整されていて、清流を見ながらしばらく長湯できます。やさしい感じの硫黄泉。
内湯は、それに比べると個性のはっきりした湯だと思います。まず、内湯全体に硫黄臭というか、ガソリン臭に近いものが香ります。私はガソリン臭が好きなのでまさか、と思いましたが、これは木材の防腐剤の臭いかも知れません。硫化水は2.0mgでガソリン臭までの成分ではないでしょう。それでも内湯にはしっかりと大きめの湯ノ花が舞い、お湯は劣化していないため透明から弱黄色です。硫黄の臭いはしっかりします。熱めであり引き締まった印象の湯ですが、刺激が強いわけではなく、長湯できます。pH 7.2、固形分1.65g/kg。
ダート道のアプローチ、そして青白く濁る野天風呂。岩風呂の内湯も湯治場の雰囲気が渋く出ています。北海道南部では間違いなくトップクラスの温泉です。畳敷きの休憩室あり。石けんだけ備品あり。ドコモは圏外。0人が参考にしています
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