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投稿日:2009年9月30日
福岡にしてはインパクトのあるお湯 (天然の湯 あおき温泉)
ごんごんさん [入浴日: 2009年9月25日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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33.0点
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33.0点
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0 - 点
大川・久留米の市境周辺は、ここ数年相次いで掛け流しの温泉施設がオープンしている地域なのですが、アクセス方法がイマイチ不明で放置の状態が続いていました。最近、三瀬峠経由なら一般道で気軽に行けるということが判り、開拓を始めているところです。
あおき温泉さんは、この地域の中でも、ヌルヌルで硫黄の香りがするということで、特に評判の良く、いつもお客さんが多い施設です。
その硫黄臭は、下駄箱の辺りから既に漂い、受付ではかなりはっきりと感じられるので、福岡の共同湯ながら本格的な温泉気分が高まります。
建物自体は休憩所も充実していて割と大きいのですが、浴場は掛け流しを維持するため、比較的こぢんまりとしています。
約15人サイズの内湯は、源泉投入直下が3 - 4人サイズのあつ湯スペースとして区切られていて、溢れたお湯が残りのスペースに流れ込んで適温になる形になっています。
あと、小さいながら岩風呂の露天があり、長湯向きのぬる湯になっています。
「硫黄臭&ヌルヌル&掛け流し」というと、平山・植木・湯の坂久留米あたりを思い出すのですが、そこまで強いインパクトのあるお湯ではないと感じました。
けれど、シャワー・カランも温泉使用で、浴後は肌の滑らかさが増しつつもさらさらとした感じになりましたし、きつい癖毛のごんごんもしっとりと落ち着いた髪に仕上がったので、福岡の中ではかなりの良泉であることは確かです。
泉質もお湯の使い方もとてもよい施設なのですが、利用者のマナーと施設の見回り頻度に改善の余地有りです。
浴槽の構造上、あつ湯浴槽が香りも浴感も1番強くて気持ちよいのですが、常連さんのグループがタッグを組んで独占しています。別の常連さんグループが暫く空くのを待っている様子だったのですが、まったく譲る気配がないので、仕方なく露天風呂へ行っていました。
常連同士なのに、譲り合いじゃなくて、陣地の取り合いしている共同湯って見苦しい。
関西人のごんごんから見ても見苦しい。(←これ、結構不名誉だと思う)
しかも、ほとんどの方に洗面器や腰掛けを元の位置に戻す(といっても腰掛けをカランの下まで持ってきて、洗面器を裏返して置くだけ)というコンセプトがないらしく、洗い場が雑然としていて、従業員さんもほとんど整理に来ないので、散らかった状況が当たり前になってしまっています。
利用者が多くて、すぐに乱れてしまうにしても、従業員さんがこまめに洗い場の整理をしていれば、それを見習う利用者が徐々に増えて状況が改善すると思うので、施設側の努力を望みたいところです。
旦那さんに男湯のマナーについて訊いてみると、湯船の独占も洗い場のごちゃごちゃもなかったとのことだったので、もしかしたら、訪問時間帯によって、印象が異なる施設なのかも知れません。13人が参考にしています
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