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投稿日:2010年4月26日
まさに鹿の湯源泉のホテル (松川屋 那須高原ホテル)
かとぅんさん [入浴日: 2010年2月21日 / 1泊]
44.0点
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55.0点
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33.0点
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44.0点
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44.0点
某雑誌の温泉特集で、かの那須湯本温泉「鹿の湯」と同じ源泉を引いている宿として紹介され興味を持っていました。近くで用事があったために1泊しました。
黒磯駅からずっと山に入っていったところ、那須湯本温泉の高台にあります。谷底にある「鹿の湯」の源泉を引いた大きなホテルで、さすがに新しいとは言えないまでも十分清潔感あります。
風呂場は、広めの内風呂と露天風呂。どちらも、ミルクのような乳白色のお湯が満たされています。強い匂いの硫黄泉なのですが、不思議とトロトロしたような触感です。湯ノ花は極めて細かく、真っ白に濁っています。pH 2.5、総成分1040mg/kg。メタ珪酸380mg、硫化水素28mg(ガス)+42mg(溶存)。まったりとした肌触りはメタ珪酸のせいでしょうか。そして強烈な硫黄。宿だけでなく那須湯本温泉全体がもはや硫黄の臭いがします。お湯の温度もほどほどに調節されています。大型ホテルとはいえ温泉もかなりのものです。露天風呂は小さくて数人しか入れないのですが、木の触感のある風呂場で展望もよく、外来入浴者のいない夜はよりゆっくり入れます。風呂上がりのところに喫煙所があるのだけは改善した方がいいかも。
料理も安いプランにしたのですが、十分に食べられました。温泉が主な目的なら料理は少なめにしても十分楽しめると思います。なお、坂道を降りて10分くらいの「鹿の湯」まで外来入浴に行ったのですが一時休業していました。宿泊にしておいてよかった、と胸をなでおろしました。1人が参考にしています
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