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投稿日:2010年7月10日
☆八幡平に憧れて③奥奥八九郎温泉☆ (奥奥八九郎温泉)
イーダちゃんさん [入浴日: 2010年7月5日 / 2時間以内]
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2010年7月5日朝まだき---秋田の八幡平の後生掛温泉に宿泊2日目のイーダちゃんは、R282を北上しておりました。
狙うは伝説の野湯、奥奥八九郎温泉!
天気は曇り。小坂氏の鉱山協会でもらった地図を頼りにひたすらクルマを駆りまする。そんなに判りにくい道じゃあありません。険しいといっちゃまあ険しい道なんですが、こちらより険しい道先にある温泉はいくらでもあるでせう。イーダちゃんも難なく辿りつけるはずでした。しかししかし(xox)何を思ったのか僕は右手の温泉を気づかず素通りしてしまい、丸太の積みあがった山道のさらに奥へ奥へと愛車を駆り、ずーっと先の人里離れたY字路地をバツクのとちゅう後輪を脱輪させてしまい、クルマは一時45度傾き、超ヤバ! すわ横転かと一瞬焦りましたが、力まかせの逆ハンのおかげでなんとかクルマのバランスは取り戻せたのですが、おかげで左前のタイヤを完璧にバーストさせてしまいました……。
あ。やっちったあー(^o^;>
でもまあここは人気のない山中、なんとかするっきゃないとむちゃ重くなったハンドルを操作しいしい泥道を引き返し、すると、ありゃ、こんなところにあるじゃないですか、奥奥八九郎温泉。うわあ、ずるいなあ、と思ったけどスペヤタイヤに換えるっきゃないんで、雨が降るまえにと汗みどろ油まみれになって作業しましたヨ。
やーっと交換が終わって、すのこの上で掛け湯して、すさーっと熱めの温泉に浸かったとき、形容しがたい安堵の気持ちが胸元をググーっとせりあがってきました。
名湯です、ここ。噂に違わぬ野湯のなかの野湯なりき(ToT)
独特の石膏泉の匂いが、もーたまらん。それになんといっても風呂中央部やや斜めから風呂表面に吹きあがってくる炭酸あぶくの源泉ジャグジー。ようやく落ち着いたイーダちゃんが陶然としはじめると、ほかの湯浴み客のクルマがおもむろにやってきました。つづけて二台。男性二人組と長髪のイケメン兄ちゃんと。計4名となった全裸男性全員が野湯でぷーかぷか、いつのまにか和気あいあいと世間話なんか始まっちゃって。話してるうちにイケメン兄ちゃんはなんと僕と同郷の横浜で4年働いていたことが判明してお互いびっくり。
兄ちゃんは自分で仕事してるっていってました。ただ、家はあくまでこってにおいておいて、横浜から毎度秋田の小坂まで帰ってきてたそうな。その生活があんまりシンドイんでいよいよ完全にこっちに戻ってみると……
「ほう。こっちには仕事いまありますか?」と僕が問うと、
「いや、まったくありません。ほんとだったら今日だってこんなことしてる場合じゃないんですけどね」と兄ちゃん、大らかに笑ってました。
で、みんなもなんとなくわーっと笑って……風呂からは源泉ジャグジーがしゃわわわーって吹きあがってて……いいなあ、こーゆーの。
ただ、アブ、非常に多かったです。ハンパない数、そのヘン注意。
帰りは小坂のガススタンドでタイヤ注文して付替えてもらいました。その代金、1万円也。手痛い出費だったけど、温泉のためと思えば痛くないくらいに感じられる名湯・奥奥八九郎温泉湯浴みの風景のひとこまでありました。あいお粗末m(_ _)m5人が参考にしています
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