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名張の市役所の前を通り、夏目という交差点を曲がると一気に山の中。香落渓あたりで3匹の鹿の親子?を見ました。市役所からほんの数キロのところなのに野生動物がいるのに、ちょっとびっくり。
お風呂の前に曽爾高原のススキをまず。訪問時は10月下旬の平日。でもまだ若干若い感じでした。靡く姿は美しいですが、もこもこしたほほけた状態で泡立つような群集を見せるにはまだ少し早かったかも。しかし、夕日を浴びたススキの姿は黄金色に輝き本当に綺麗!風に吹かれてカサカサと鳴る音はまさしく秋そのものだなぁと本当に実感できました。
この日は平日でしたが、観光コースになっているのかバスに乗ってきた団体ハイカーでいっぱいでした。
ススキを見た後、温泉へ。「温泉シールラリー」目的で訪問。
ファームガーデンやパン屋が温泉の前にあってここにも団体バスが寄るようで、ハイカーがいっぱい。駐車場自体すごく混んでいるような感じですが、温泉はそれよりもさらに奥にあります。第二駐車場を過ぎて少し上に上がるとそこが第一駐車場。到着は午後5時半ごろ。人気があって混んでいるという話でしたが、それほどでもなかったかなぁ。(日曜日の入館情報が入口の所に書いてありました。それによると日曜日は11-12、14-15が一番混むようです。あとは15時以降は時間を過ぎていくごとに入館者が減っていくよう。ご参考までに)
6時過ぎはハイカーや旅行者よりもジモティ向けという雰囲気になるのかもしれないですね。サウナの中では鹿やら猿が畑にいた、そんな話題が挙がっていましたし。それに年齢層も高かったです。
中は思ったより狭かったかな。
サウナからまず。6~8人ほどの広さ。温度表示(高さ2m)84~94℃。体感的にはかなり温い。水風呂は2人。やや冷たい方。
内湯の中は大き目の半循環風呂と、6人ほど浸かれる無加温無加水消毒なしの源泉風呂。やぶっちゃやさるびのなどに比べると源泉風呂が広いので、源泉好きの方にとってストレスは少ないでしょう。
露天は広めの半循環露天風呂。
源泉風呂の湯温は気温によって左右される旨の説明書きがあるが、この日はちょうど良い感じ。ナトリウム泉ぽっい匂いと鉱物臭。なめてみると硬水のような味。でも匂いにはあったナトリウム分はあまり感じられない。ヌルヌル度は結構あり。
しかし、内湯・露天とも半循環のお湯がちょっと・・・。塩素臭がかなり強い。それに源泉風呂で体感したあのヌルヌル感がまったくなく。ここの半循環風呂の温泉は劣化が大きいのか?
もちろんこの日、本当はたまたまだったのかもしれませんが。
暗かったので景観は分かりませんが、周りは開けているのか遠くの虫の声が伝わってきます。ススキもあって、満月に近い月も頭上にあり、なかなか雰囲気は良かったです。
クールダウン用に長椅子が1つありますが、露天の縁石も座りやすそうなものが多く、休むところは結構あります。
惜しむらくは循環浴槽と源泉浴槽の差がなく塩素臭が押さえ気味になれば。。。。と思いました。
源泉名 曽爾高原温泉
ナトリウム-炭酸水素塩温泉(低張性アルカリ性高温泉)
pH8.6、泉温46.3℃、湧出量180L/m(掘削・動力揚湯)
Na 498.5、K 4.0、NH4 0.3、Mg 1.2、Ca 1.8、Al 0.2、
F 2.6、Cl 8.4、HCO3 109.2、CO3 72.0
メタケイ酸 23.7、メタホウ酸 44.7、
蒸発残留物 1,192mg/kg、溶存物質 1,749mg/kg、成分総計 1,749mg/kg、
分析終了年月日 平成15年4月4日1人が参考にしています