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国道14号沿い、JR津田沼から徒歩35分、京成津田沼から徒歩17
分位ではないでしょうか。とてもレトロ感があると有名だった
のでとても興奮して訪れました。
外観は最近新しくしたようである。
しかし中に入ってみると、80年前そのままの雰囲気があり、
なんというか安らぐというか、落ち着くというか色々な感情が
湧き出てきました。浴室内も、とても素晴らしい絵が飾られて
おり温泉銭湯として雰囲気は最高ランクに位置するものでし
ょう。見方によっては乱雑で、古めかしいという評価にも十分
なり得ますが…。
泉質は炭酸水素ナトリウムが0.35mgオーバーのため、温泉に適
合した模様。総計0.65g。
紅茶色の温泉は、ほとんど無味無臭であり、欲感も感じられな
かった。泉温も左右45℃以上あり中々熱めのお湯だ。左側が熱
め浴槽なのだが決してうめてはいけないと注意喚起がしてあ
るが、あまりに熱いのでうめたい衝動に駆られた。鉱泉の温度
は19℃なのに、そんな熱くしなくてもいいのではないかと思っ
てしまった。温度計が壊れていたため詳細な温度はわからない。
番台のおばあちゃま(洪さんと言うらしい)と話をさせて頂いた。
・絵はかなり有名な方が描かれたとのこと。
・開湯80周年経っていること。
・当時の資産家があちこち温泉を掘って失敗し、この地で
3000mで掘り当てたとのこと。
・跡継ぎ問題が深刻化していること。
・自身がリウマチなのだそうだが、この湯に入ると歩けると
いうことだった。
その後、顔馴染みさんがいらっしゃって話が途中で終わってしまった…。
ここは、80年も姿変わらず守り続けてきたことに敬意を払いたい。
千葉では数少ない貴重な温泉銭湯なので、是非時代に抗ってで
もこのままの姿で湯守して頂きたい。そういう意味では5点献上
したい温泉銭湯です。6人が参考にしています