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09' 1月21日水曜の午後16:00---。
イーダちゃんの信州の共同湯巡り3日目のラストのしまい湯は、こちら、沓掛温泉の「小倉乃湯」でありました。
最初、僕は、こちらを(くつかけ温泉)とは読めなかった。あまり予習もしてこなかったんで、初めてこちらにきて、通りすがりのジモティーのおばさんからこちらの地名を聞いたとき、かえってなんか新鮮な驚きがありましたね。
ああ、それにしても! こちら沓掛温泉の味のある静けさときたら・・・流石、同じ青木村の田沢温泉といっしょに国民保養地温泉地に指定されている地だけあって、一種独特のモノがありましたね。
沓掛温泉はとーってもささやかな温泉地。一本の山道を中心に50mほどぱらぱらと3軒の旅館がならんだばかりの観光地です。そんな山道の両端には、まだ雪がケッコー残ってます。「小倉乃湯」の先の公共駐車場は一面の雪でした。そこにクルマをとめて、坂道をやや引き返す感じで、さあ、いよいよ、唐破風の小屋根がキュートな白壁2階建ての浴場「小倉乃湯」への入場デス。
入場両150円の夕刻のこちらのお湯は・・・
も・ワンダフル・ウォーラー(^o^;>掛け湯してる段階でもうどもりはじめちゃうくらいの素晴らしい湯です。
時刻のせいか、ジモティーの年配の方々でお風呂なかなか賑わってましたねえ。浴槽は二連のふたつづき。入口からこちらが源泉ママのぬる湯。むこうの奥側があったまり用の加熱浴槽。
正直いってこの時期の信州の冬場の寒気にぬる湯だけというのは若干キツイものがあるんじゃない? というのが僕の見解なんですが、流石、何百年もまえから湯治場として愛されてきた本物の湯力はちがいますね。
こちらのぬる湯に15分くらいつかっていたら、最初はツベタかったんですが、だんだん・・・すわーっと内側から温くなってきたんでありますよ。
これは、なかなかドラマチックで不思議ーな感触でありました(^.^:>
うん、歴史的名湯ここにあり、という実感ですか。白い息をはっ、はっとやりつつ湯上りにちょっと上った夕刻の裏山がこれまたよかった。こちら京都の小倉山に似てるから「小倉乃湯」と呼ばれるようになったとか。これは一度本家の小倉山もいちどは見ておかねば、と、なんか思っちゃいました(^o^)/
いずれにしても、信州、サイッコーしたヨ。お湯もひとも山も瀟洒な松本城も無骨な感じの打ち立てお蕎麦も。また行きたい、ええ、明日にでも超行きたい気持ちほくほくの、温泉中毒患者・まだまだ懲りないイーダちゃんなのでありました。11人が参考にしています