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夜行列車で新潟に降り立ち、早朝の営業開始と共に利用させてもらいました。
予想外と言うべきか、予想通りと言うべきか、先客のおじいさん達が5名居り、(決して広い浴場ではないだけに)既にごったかえしていました(汗)。
こちらでの評判を聞きつけて訪れたわけなのですが、石油臭のするお湯は見事なものの、個人的には豊富温泉の様なものをイメージしていただけに、若干期待が大きすぎた感はありました。もう少し油膜が浮いていたら嬉しかったでしょうか…。
ただ、飲泉してみると、しょっぱさとえぐみが混在した味に、立派な温泉であることは間違いないとも感じました。
地元民でもなければ明らかに若輩な人間が自分一人だけだったこともあり若干の緊張も当初はあったのですが、おじいさん達とも楽しく会話することが出来ました。彼らによれば、やはり朝一で入るのが最も良いらしく、日中ともなると一度に十人以上が押し寄せることもあり、夕刻になればお湯のイキが悪くなるのだそうです。そういう意味では午前中の訪問がお勧めなのかも知れません。
設備的には年季の入った建物に内風呂が一つ、足ふきマットは「何時替えたの?」って感じざるを得ない代物なだけに、潔癖性の人にはウケが悪いかも知れなとも感じました。けれども、総じて面白い温泉でした。10人が参考にしています