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投稿日:2010年10月27日
深くて不思議な浴感 (【新日本百名湯・日本温泉遺産に指定】鉛温泉 藤三旅館)
かとぅんさん [入浴日: 2010年10月10日 / 2時間以内]
44.0点
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44.0点
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33.0点
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かの有名な白猿の湯に入ってきました。
確かに深い…。浴室は半地下のようになっていて、1階部分から階段で下りていきます。天井は高く、天井と窓から光が射し込むほかは、ほのかに暗い感じ。コンクリート張りの床に岩組みの浴槽が、小さいものが一つと、大きいものが一つ。小さい方は一人用みたいな大きさで、大きい方は7~8人入れます。底にも岩が転がっていて一番深いところは1.5m近いような…。その中央部の足下から温泉が湧いています。pH 8強のアルカリ性泉で、総成分は700mg/kg程度。Na-硫酸塩・塩化物泉で無色透明・無味無臭です。
泉質としては、あまり特徴を感じることはできませんが、この風呂の独特の雰囲気はなかなか他では味わうことができないと思います。
藤三旅館には、旅館部と湯治部もあり、全体では5ヶ所以上の風呂場がありますが、むしろ景色や泉質を楽しむなら、露天風呂の桂の湯が一番かと思いました。今回は日帰りなので宿としての評価はできませんが、少し町よりにある大沢温泉の方が明るい雰囲気、鉛温泉の方が静かな雰囲気だったと思います。4人が参考にしています
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