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行ってきました大出館。期待を裏切らないお湯に大満足です!
逸る気持ちを抑えきれずにまずは「墨の湯」へ。うおっ! 一番風呂かい! おお~黒い! えっ? このお湯飲めるのか? コップも黒いぞ。うわ~すげえ。墨の粉じゃんこれ。うっ! う~む…、まずいな…。
憧れのお湯はとてもとても優しい名湯でした。意外にクセもなくぬるめのお湯で、目を閉じて体に沁み込むかというほど長湯しました。浴室をじっくり観察すると、これまたスゴイ。鄙びたと言おうか寂れたと言おうかオーラさえ漂う空間です。カランの鏡なんて半分黒く覆われて見えません。思わず指先で擦ったりして…。こんなお風呂もあるんだなぁとしみじみ思いました。
混浴ですが他のお客さんもやはり一番の目当てはココ。年配のおじさんと居ると、3人のおばさんもやって来て、久々の混浴体験となりました。
「入っちゃえば見えないもんねぇ~」そうですよね、ホントに真っ黒で驚きです。こんな素晴らしいお湯は皆で共有しないと損ですよ。ワイワイと会話も弾み、楽しい入湯となりました。
とかく「墨の湯」が有名ですが、隣の「鹿の湯」や野天の「岩の湯」も実に存在感があり感激。そして何より宿の方が全くこれらのお湯を自慢も誇張もしない、しかし暖かい対応に敬意を表します。
ひっそりとした渓谷に残る名湯。存分に堪能致しました。0人が参考にしています