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十二単館4階に宿泊。大きな窓からの眺め、部屋の設えは大変良いが水回りの埃と壁紙の剥がれ、廊下の埃っぽい臭いは残念。十二単館にもそこそこ大きな囲炉裏風イステーブル席もあるが夜は薄暗くいられたものではない。女性露天は解放感が今一つだし内湯も壁に囲まれ、あつ湯だし長くは浸かれないかな。内湯から川岸露天へと降りる階段の最後の一段が高くなっている為、若い方でさえ2、3人つまずいていたので要注意かも。夕食時の鹿肉のタタキ、岩魚八潮鱒生ゆばの刺身、各々量は少ないのだが味は自分史上最高に美味だったように思う。が遅れて運ばれて来た既に冷えた天麩羅を囲炉裏で温めて食すよう説明を受けた事には絶句。日常を忘れに古き館の雰囲気を楽しむには良い宿かもしれない。お湯は癖も無く肌には優しくしっとり、湯上がり、翌朝共にキメが整った感じで化粧のりは良かった。朝食会場は隣との間隔が街中の食堂並みに狭い事、8時半過ぎには食後の果物等も無くなり寂しい限りなので朝食は早目の時間指定が正解かも。だし巻き玉子とヨモギ団子、数種の豆入り赤飯は美味だった。山葡萄果汁とやらはこの朝は出なかったが。
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