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投稿日:2015年11月23日
8年半ぶりに再訪した結果 (東鷲宮 百観音温泉)
orita98さん [入浴日: 2015年11月23日 / 2時間以内]
44.0点
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ここ百観音温泉は源泉が泥に石油を混ぜたような滅茶苦茶濃い温泉であることと、休日は午前6時半から営業をしており朝風呂兼ドライブを楽しめるため2007年5月までは越谷の自宅から片道36㎞を月に何度も訪れていた1番のお気に入り温泉であった。
ところが、この5月20日(日)早朝、朝風呂に入り気分よく帰路に着いたところ久喜警察署にほど近い県道でスピード違反の取り締まりに遭遇し見事38㎞オーバーでチェッカーフラッグを振られてしまったのである。(一発免停罰金7万円也の自業自得)
それ以来、百観音様の恵みどころか、こちらは方向が悪いと思いピタッと行かなくなってしまった。
さて、時も経ったり8年半後の今年11月23日(勤労感謝の日)、既にゴールド免許も復活しており「そうだ百観音行ってみよ!」と思い立ち自宅を午前5時20分に出発して安全運転に徹し6時10分に久々の百観音に到着した。駐車場には先客の車2台が開館を待って停まっていた。
6時半の開館と同時に入場した。料金は休日850円、ここら辺の相場としては幾分高めである。中は改装されて食堂が1階に移転されており綺麗になっていた。脱衣所へ入ると例の泥くさい匂いがして思わず深呼吸、大いに期待が高まった。
服を大急ぎで脱いで扉を開けていざ浴室へ・・・掛け湯を充分にしてからメインのジェットの湯船の前に立つ。
「えっ!なんで?」
以前はその濃い温泉成分がジェットで攪拌されて湯の中が10センチも見えなったのに今日は底まで綺麗に見えちゃってる。
「何で、何で、何で?」
以前と同様の幾分熱めの湯船にゆっくり浸かり少量の湯をなめてみると確かに以前同様塩辛い。しかし湯が透明で成分が確実に薄い。大きな期待はみるみるしぼみ重くなった足を引きずって露天風呂へ行ってみた。
大まかな構成は以前と同様であるが、以前は大きな露天風呂に源泉がどんどん注がれており、従業員が「湯の温度が上がり過ぎて温度管理が難しいんだよなあ」とよくこぼしていた。そのメインの露天風呂も直近であろう改装で半分は寝湯になってしまっていた。そして数種類ある湯船の湯も綺麗な透明泉になっちゃってる。
また露天エリアの手前側の湯船はどこのスパ銭にでもある様な人口炭酸泉になっていて、湯量と注入炭酸量を節約するためか流れが淀んでいた。
湧出量が減ったのか、震災や何かの変動で泉質に異変が起きたのか、はたまた来店客の要望で源泉をフィルタリングしているのは不明であるが、他に類を見なかった成分の濃さ、そして以前はあった「源泉かけ流し・加水・加温一切なし」の看板は館内のどこにも見当たらなかった事を報告しておこう。104人が参考にしています
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