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09' 4月3日の金曜日、薩摩川内(さつませんだいと読みます)の紫尾温泉をあとにしたイーダちゃんは、薩摩川内から霧島神宮まで直通のJR切符を購入。
モクモク桜島を車窓に眺め、一路、霧島神宮へ!
旅籠しび荘の御主人が送ってくれたおかげで、時間が超縮小、予定していたよりだいぶ早い時間に霧島神宮駅につくことができました<(_ _)>
さて、霧島神宮駅からバスでもって今度は霧島温泉の湯之谷山荘に向かう、とゆーのがイーダちゃんの大まかな腹づもりでありました。
ただ、バスの待ち時間がケッコーあって・・・
そのあいだにこちらの足湯を頂きました。
いや、ほんと、湯の花がくるくると舞う、なんともいいお湯デス(^.^;>
僕とおなじようなバス待ちのお客さんは4人ほど。足湯を使っているのは、そのうち、僕と韓国のご夫婦の奥さんのほうだけ、旦那さんは足湯とーとー入ってきませんでしたねー。
それでも時間が余ったんで、僕は昼飯をば。
駅前の二軒しかないご飯屋さんのうちの一軒「みかど」さんに入ります。そこで田舎うどんを注文。すると、なんとなくそこのオカミさんと話が弾んで、急におカミさん、じゃあお客さん、昨日あたし山にタケノ取りにいってきたんだけど、その煮つけ食べてみないかね? となんと、自家製のタケノコの煮つけをサービスで出してくださったんですよー(^o^)/
「ええー いいんですかー!?」
ところがこの煮つけが絶品、でした。量も大量。注文の田舎うどんは普通の味わいだったんですが、タケノコはほんと、超絶品。いままで食ったなかでいっちゃん旨かったな。そのことをおカミさんに伝えると喜んでくれて、東京にいった息子さんの話になりました。大学で上京してるんだとか。
足湯と思わぬふるまいタケノコ人情篇ですっかり気持ちが温かくなったイーダちゃんは、お礼をいっておカミさんのお店をあとにしました。
薩摩上等、桜島は麗しく、温泉人情共にほっこり、ありがたくって涙が出らい!天候はあいにくの曇りだけれど、ちーとも寒くねえ! と急速に大昔の江戸人メンタリティーにと回帰したイーダちゃんは、平和に、あくまで平和に、霧島行きのバスを待ちつづけます。
と、うぐいすが澄んだ声でほーほけきょ。
綺麗だなあ。いいなあ。霧島温泉駅でのこの一景は、いまもってくっきりと僕の記憶に焼きついています。足湯に筍、それにちょっとした人情伽、それさえあればほかになにがいるでせう? ほっこりと胸にあったかい、なんとも絵になる、忘れられない旅の日の午後でありました(^.^;>0人が参考にしています