- 温泉TOP
- >
- 九州・沖縄
- >
- 宮崎県
- >
- 都城
- >
- 湯之元温泉
- >
- 湯之元温泉
- >
- 湯之元温泉の口コミ一覧
- >
- 湯之元温泉の口コミ パンチのある炭酸泉
-
新燃岳噴火の影響で、一時立入禁止区域に指定されていた高原町に位置していますが、めっちゃくちゃ普通に営業していらっしゃいました。GWの合間とはいえ、平日の正午前というのに、食堂からは賑やかな声が響き、日帰り入浴客も途切れませんでした。一時は大変だったと思いますが、このように再び元気を取り戻している施設を見るとすごく嬉しくなります。
公式サイトの写真から鄙びた和風旅館を想像していたのですが、脱衣所も浴室も新しくて快適で、シャワー・カランの台数も多い万人受けする施設という感じでした。
内風呂は有名な高濃度炭酸泉(源泉)、赤茶色の低濃度炭酸泉(加温)、そしてサウナと水風呂まであります。女湯では、高濃度炭酸泉(源泉)の溢れ湯が露天にある中濃度炭酸泉に流れこむようになっていました。
滞在予定を1時間程度と決めていましたので、適温の低濃度炭酸泉と冷たい高濃度炭酸泉の往復に集中することにしました。
低濃度炭酸泉はほとんど透明度のない赤茶色(画像)。湯船の縁は赤茶色の析出物でボコボコしています。
船小屋温泉のすずめ湯と印象が似ていまいたが、すずめ湯ほど身体にガツンと来る感じがなくて気持ちの良い浴感でした。
一方の高濃度炭酸泉は、付着する泡のみっしり加減は七里田温泉下の湯に劣る感じがしましたが、泡の力がすごくパワフルな感じでした。
最初に足を入れたとき、肌がピリッとした刺激を感じたので、温度が冷たいせいかと思ったのですが、そろそろと体を入れていくと、そこまで泉温は低い感じではありません。「ピリピリ」の正体は源泉温度の低さではなく、泡のせいだったのです。
七里田の下の湯や、状態が良い時のラムネ温泉館では「泡がむずがゆい」という感覚だったのですが、湯之元温泉さんでは「ムズムズ」を通り越して「ピリピリ」するぐらい、泡が力強いのです。
旦那さんによると、「源泉浴槽は体の一部がヒリヒリして長くいられなかったけど、露天の中濃度炭酸泉は大丈夫だった」とのことでした(^^;。
ひとくちに「泡付き」といっても、泡の感触ってこんなに差があるものなんですね!
それを発見して、すっごくテンションが上がりました。
宿泊していた妙見温泉あたりで九州温泉道のスタンプの数を稼ぐという選択肢もありましたが、ここまで足を伸ばして本当によかったです。
湯上りは温泉の良さとぬる湯と適温湯の交互入浴のおかげで、肌がスベスベ・もっちりになりました。
ところで、宮崎市から週2回ご夫婦でこちらに通われているという同浴の女性から、海外で活躍する某有名プロスポーツ選手とこちらで鉢合わせになったというお話をお伺いして、めっちゃくちゃ羨ましかったです。
たった1時間しか利用できなかったから美肌効果ぐらいしか判らなかったのですが、超一流のスポーツ選手が遠路はるばる来られるぐらいだから、筋肉などにも効くのかもしれません。
いつか宿泊してそのパワーを実感したいと思いました。
参考URL:九州温泉道~湯之元温泉
http://www.88onsen.com/miyazaki_6/12人が参考にしています