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「本当にここに温泉があるの?」と思いました。地元密着の雑貨屋さんです。
高野豆腐に海苔佃煮、ポンカン飴も売っていましたよ。
でも・・・お店の奥に温泉が湧いています。泥湯が250円。普通のお湯が50円です。
お店番のおじさまに泥湯の料金をお支払いし、簡単な説明を聞いて脱衣所へ。
泥湯に入るためには、服を脱いだ後に男湯の前を通らなくてはなりません。
温泉施設だと思ってはいけません。ご近所さんのお風呂を借りる気分で行きましょう
普通の湯船にまずは入りました。熱いです。とても熱いです。
でも本当に柔らかいお湯です。こっくり、まろやかなお湯です。
常連さんはやはり湯船の回りに座って、かけ湯をしながら談笑中。
私は何度も掛け湯をした後、意を決して泥湯へ向かいました。
しかし、なんと途中で男性と鉢合わせ!!
ところがですね、この男性「お~お~入りな~」と言って男湯へ戻って行かれました。
泥湯に入ってすぐにヒロがやって来たのですが、基本女性が優先で入浴できるようです。
さて、泥湯ですが、ヤクルトと言うより「マミー」を思い出しました。
底から泥をすくってみましたが、本当に肌理の細かい泥でした。
小麦粉を水で溶いたような、他の皆さんが「さらさらの泥湯」と表現されてみえますが、
私は他の泥湯を知らないので、透明の温泉よりはやはり少しまったり、とろんとしていた気がします。
少し浸かって外に出てひと時過ごし、透明のお湯で流してまた入る。
泥湯をお待ちの男性がいると思い長居はしませんでしたが、
「あ~~~これが憧れの泥湯だぁ」と思うと心の底から感動が湧いて来ました。
二人とも終始笑顔での入浴でした。
神丘温泉さんは泥湯もいいですが、透明のお湯も極上なのです。
ご近所さんが50円玉を握って毎日やってくる気持ち、大いに解ります!
小奇麗な入浴施設にしか入ったことのない方には、ものすごいカルチャーショックを覚える温泉だと思いますが、
極上のお湯がここにはあるのです。別府恐るべし・・・1人が参考にしています