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石畳入口近くの湯平温泉観光案内所向かい側にある共同湯です。
玄関を開けると受付のようなスペースがありますが、基本的に無人の施設で、玄関横にある郵便受け型の料金箱に入湯料を投入するシステムです。
2006年に全面改装されていて建物は綺麗ですし、脱衣所と浴室が別々の作りになっていてカランもあるので、共同湯に馴染みがない人にも比較的敷居が低いと思います。そして全身入浴が億劫という方には玄関横に足湯もあります。
浴室は共同湯らしく内湯1つのみのシンプルなもの。淡いうぐいす色に見えるお湯が檜の湯船の縁から静かに掛け流れています(画像)。
お伺いしたのが朝9時前ということもあったかもしれませんが、今回湯平で利用した3ヶ所のお風呂の中で1番お湯に力強さを感じました。
肌触りは少しトロッとした心地良いもの。湯口付近でじっとしていると僅かに泡が身体に付きます。保温効果も高く、しばらく浸かっていると汗がガンガン出てきます。湯温が熱めで入ると頭も身体もシャキっとするので、朝風呂にぴったりな感じでした。
個性豊かな温泉が山ほどある大分県の中ではどうしても地味な存在になってしまうのが気の毒な、普通に良いお湯だと思います。
参考URL:湯平温泉~共同浴場
http://www.yunohira-onsen.jp/kyodo.html3人が参考にしています