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別府八湯温泉道の1番目の温泉。何故ここが1番目なのか、実際訪問して納得でした。
バスセンターで高速バスを降りて、別件の用事を済まそうと西へ向かうと「竹瓦温泉通り」の看板が。丁度その方向に用事があったので、ついでに通ってみるかぁ、と通りに入ってしまったのが運命でした。
20歳未満利用不可のお色気なお店の横を「スカウトされたらどうしよう(w」と全く無用の心配をしながら歩くこと数分、想像よりずっと大きくて「威風堂堂」という形容がぴったりの建物が目の前に現れました。風俗街に隣接し、観光客も多いということで、もっと世俗的な雰囲気になってしまっても仕方がないと思うのですが、不思議に何者にも侵されない凛として圧倒的なオーラを放つ温泉でした。当初は備品の揃ったホテルのお風呂を使うつもりだったのですが、魅入られたようにふらふらとこの建物に吸い寄せられてしまいました。
お風呂は建物の大きさの割にこぢんまりとしていましたが、外観と同じく何かしら荘厳な感じが漂います。利用した日は偶然温泉祭り開催中で利用客も多かったのですが、お湯の力強さは健在で、浸かってしばらくすると肌がつるつるしてきます。頭も体もこちらで洗わせて頂きましたが(カランは無いので湯船のお湯利用です)、髪はしっとり顔もツルツル・スベスベ。やはり別府のお湯は別格だな、と改めて認識させられました。
ただ1点、湯当たりには注意が必要です。入っているときはさほど感じないのですが、上がってしばらくすると、体にガツンと効いていることが分かります。実際、1人フラフラになってへたり込んでいるお嬢さんがいました。観光客が多いときは低めの温度設定になっていますが、だからといって安心しないのが賢明です。出来れば水分補給の用意をしていった方がよいと思います。1人が参考にしています