-
投稿日:2011年2月28日
パチパチと弾ける泡の音が心地良い (七里田温泉館 木乃葉の湯)
ごんごんさん [入浴日: 2011年2月26日 / 2時間以内]
55.0点
-
55.0点
-
33.0点
-
44.0点
-
0 - 点
湯船が小さく利用者が多いということで、今までついつい後回しになっていた七里田温泉さん。
九州温泉道の対象施設になられたということで、長湯温泉の宿に泊まった翌朝、朝風呂でしっかりと身体を温めて、9時過ぎにチェックアウトして伺いました。もちろんお目当ては下湯です。
木乃葉の湯の建物(画像)から坂を少し下ったところに下湯の建物があり、脱衣所からさらに数段階段を下った半地下のところに浴室があります。温泉好きとしてはなんとも嬉しいロケーションです。
前日の暖かさに比べれば少し肌寒い日でしたが、浴室には3人の先客がいらっしゃいました。3人はお知り合い同士なのか、なぜか政治談議に夢中。お湯に集中したかったごんごんは、挨拶を済ませると湯に浸かりながら目を瞑って、やんわりと「話に巻き込まないでくださいね」オーラを纏いました。
浴室はほぼ正方形の浴槽1つのシンプルなもの。浴槽も床も茶色の析出物に覆われていて、元の色や姿は判りません。そして浴槽内には赤茶色の綿埃状の湯の花がふわふわと待っていました。
湯温は覚悟していたよりずっと温かく、寒いと感じることはなかったです。
前の晩に入ったラムネ温泉館も、お湯の状態がかなり良くて背中がむずむずするぐらいの泡付きだったのですが、下湯の泡は更に力強い感じでした。
目を瞑って耳を済ませていると、はっきりと「ぴちぴちパチパチ」という泡が弾ける音が聞こえます。もちろん身体には大小織り交ざった泡がびっしり!身体に付着した泡が弾けるときの清涼感も一段と強くて、「むずむず」というより「パチパチ」という刺激を感じました。
40分ほど入浴して洗い場に上がると、火照るような感じは全くなかったのですが、肌がピンク色になってふっくらと潤っていました。そして確かに身体はポカポカしています。
これだけ身体がポカポカすると湯当たり的なだるさを伴うものですが、40分も入浴したとは思えないほど身体は軽快でした。
本当は湯口のお湯を口に含んでみたかったのですが、奥さんたちの政治談議はまだまだ終わりそうにもなかったので、また次の機会にということにしました。
木乃葉の湯の玄関横に設けられていた飲泉所のお水はペットボトルに汲んで頂きましたが、癖が少なくて飲みやすかったです。
今度は1時間以上の時間配分をしてお伺いしたいと思います。
2011年2月26日現在、「奥豊後温泉文化伝」の100円割引クーポン券(1枚で2名まで)対象施設です。5人が参考にしています
-