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- 旅館山河の口コミ 薬師の湯を立ち寄り利用
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観光客がそぞろ歩きする温泉街を通り過ぎ、旧小国街道を2kmほど奥に進むと現れるのが旅館山河です。大きな駐車場があるので、共同駐車場から歩かなくていいのが助かります。
三千坪という広大な敷地は雑木林に包まれ、その中に母屋、露天風呂棟、内風呂棟などが点在していて、まるで民話の世界に紛れ込んだような雰囲気。
造り込んでいるはずなのに、人為的なにおいを感じさせないところがすごいです。
立ち寄り入浴で利用出来るのは、露天風呂(混浴「もやいの湯」・女性専用「四季の湯」)と内湯(「薬師の湯」)。それぞれ違う場所にあるので服を着ての移動が必要になりますが、500円という手頃な料金(入湯手形も利用可)で泉質の異なる露天と内湯の両方が利用出来るのが嬉しいです。
残念ながら訪問時は割ける時間が限られていたので、四季の湯は写真を撮らせて頂くだけに留め(画像)、薬師の湯のみ利用させていただくことにしました。
薬師の湯は広々とした四季の湯とは対照的に、ごんごん好みのこぢんまりとした規模。女湯は中央に檜の湯船が1つ、洗い場が2ヶ所と共同湯のようなシンプル構成です。
仄暗い浴室でしたので湯の色は判然としませんでしたが、単純硫黄泉のお湯は透明でクリアな感じに見えました。においをほとんど感じなかったのは、もしかすると30分ほど前にしらはなシンフォニーさんで入浴していたせいかもしれません。
けれど熱めのお湯は肌が喜ぶような新鮮さが感じられ、スベスベと肌の上を滑りながらしっとりと馴染んでいくような気持ちの良い感触でした。
残念ながら今回はパスした露天風呂ですが、周囲には丹念に育てられ手入れされた雑木林が広がっているので、四季折々の表情が愉しめることと思います。度々訪問して、その時々の雰囲気を味わいたい気持ちになりました。
こちらを立ち寄り入浴で利用する際は、カラン・シャワーの数が限られているので、別の施設で洗いを済ませておいて、雰囲気やお湯をじっくりと味わうことに徹すると満足度が高いと思います。7人が参考にしています