-
投稿日:2010年12月1日
肌がスベスベになる歴史ある公共浴場 (武雄温泉 元湯)
ごんごんさん [入浴日: 2010年11月27日 / 2時間以内]
55.0点
-
55.0点
-
55.0点
-
44.0点
-
0 - 点
今更初訪問です。
というのも、ごんごんが温泉に目覚めた2003年頃、武雄温泉元湯さんは「塩素臭がする温泉」という情報が複数見受けられたので、なんとなく今の今まで足が向かなかったのです。
今回、JR九州などが企画した「九州温泉道」というスタンプラリー(http://www.88onsen.com/)の対象施設になっていたので、スタンプ目的に訪れてみました。
元湯と蓬莱湯が利用料金同額(¥400)だったので、受付の方に違いを尋ねたところ、元湯は「昔ながらの作りで、浴槽はあつ湯とぬる湯」、蓬莱湯は「タイル貼りでジェット風呂もある新しい感じ」ということでしたので、迷わず元湯に入ることにしました。
以前、元湯はアメニティ無しで大人料金¥300でしたが、燃料費高騰などの理由で2009年8月より¥400に値上がりとなったのを機に、リンスインシャンプーとボディソープ備え付けになって便利になっています。
威風堂々とした楼門の姿から、「観光施設」というイメージを持っていたのですが、実際中に入ってみると、常連らしいお年寄りがたくさんいらっしゃって、雰囲気的にはむしろ「共同湯」という感じでした。
同時に、脱衣所がロッカー・ドライヤー完備だったり、洗い場がシャワー・カラン付で使いやすかったりと、観光客でも気軽に利用出来るよう整備されています。
浴室は脱衣所から少し階段を下ったところにある半地下構造で、温泉好きとしては嬉しかったです。
木造の高い吹き抜け天井や石で出来た広い浴槽が歴史と風格を感じされてくれる浴室ですが、適宜改修が行われているようで、明るくて清潔な雰囲気です。
肝心のお湯ですが、心配していた塩素臭は全然感じられなかったです。手でお湯を汲んで鼻先に持ってきてみましたが無臭と感じました。はっきりとしたヌルヌル感があり、とても気持ち良い肌触りのお湯でした。
こちらの浴槽は「あつ湯」と「ぬる湯」に区切られていることが有名ですが、券売機上にそれぞれの温度がデジタルで表示されているのが面白いです(画像)。
この日の女湯のぬる湯は42.2度、そしてあつ湯は44.2度。
あつ湯から上がって来る人が身体を真っ赤にさせているのでちょっと不安だったのですが、別府で慣れてるし大丈夫だろうということで、ごんごんもあつ湯にトライしてみました。
最初はちょっとジンジンする感じでしたが、しばらくすると身体が慣れたのか気持ち良く感じるようになりました。皮膚はどんどん紅潮してくるのですが、その見た目ほど熱さで湯当りすることも無く、普通に入っていられました。
湯上がりは肌がすべすべになり、嬉しかったです。
脱衣所で温泉分析書を確認してみると、「循環装置・消毒のための塩素系薬剤の使用」が明記されていましたが、個人的には全然気になりませんでした。
1つ残念だったのは、常連客があつ湯の湯舟の縁に座って、時々湯舟から手桶で汲んだ湯で背中を流しながら(身体を伝ったお湯は当然湯舟にも入ります)、1時間以上雑談していたことです。
常連客にしてみれば、「昔からこうして利用している」ということなのでしょうが、衛生的に良くないと思いますし、利用者が浴槽へ出入りする時の邪魔になるので、マナー的にも問題だと思いました。5人が参考にしています
-