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投稿日:2011年2月15日
大理石像・シャンデリア・美肌の湯 (カルナパーク花立山温泉)
ごんごんさん [入浴日: 2011年2月14日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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44.0点
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33.0点
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0 - 点
週末は駐車場の空きを探すのも大変と聞いていたので平日に伺ったのですが、第二駐車場までかなり埋まっている状態で、館内もすごい人でした。
花立山温泉さんの800円は、日帰り温泉利用料が九州他県より高めな福岡でも強気の設定。それでも平日でこの賑わいぶりですから人気ぶりが伺えます。
オープンは2005年ですが、施設はまだ新しくて綺麗。
けど、飾り付けの趣味がツッコミどころが多くて、面白かったです。
お伺いした日の女湯は、その名も「美神の湯」。
HPでは「古代ローマを想わせる」との紹介になっていて、それっぽい大理石像が何体も飾られているのですが、同時にミュシャの絵も何枚も飾られています。
ミュシャってアール・ヌーヴォーだから時代も国も違いますけど…?(^^;
大理石のヴィーナス像はロビーにもいっぱい飾られていましたし、この日男湯だった和風の「夢の湯」にもあったそうです。(←檜の湯舟の横にヴィーナス像…?)
そしてロビーにはキラキラなシャンデリアも*:..。o○☆○o。..:*゚*:..。o○☆○o。..:*
だけど、施設の入口には記念撮影用の板から顔を出すヤツ(画像)もあったりするんですよね…(^^;
なんとなく昭和のデパートとかレジャー施設を彷彿とさせます。
施設はなんだか冗談みたいなのですが(←失礼な!)、こちらは良泉揃いの九州温泉道対象施設。お湯は美肌効果のある個性的なものでした。
少したまご臭のするトロみのあるお湯なのですが、入ると肌が湯でコーティングされたような感じがしました。
これまで体験してきたトロみ系のお湯は、肌を撫でるとヌルヌルしたりツルツルしたりという感じだったのですが、花立山温泉では、肌に膜が張ってその膜に手が引っかかる感じがしました。こんな肌当たりのお湯は初めてです。
湯上がりは、温泉で潤った肌が膜でコーティングされてスベスベする感じで、これも初めての感触です。
色は無色透明で、香りもさほど強くないので、最初はあまり個性的とは感じなかったのですが、入っているうちに、だんだん他とは違うところに気づかされる不思議なお湯でした。
あと、こちらは大きな施設ながらお湯の使い方が上手で、湯口から出ている温泉は源泉(加温)ですが、湯舟のお湯は循環で紫外線殺菌されています。
掛け流し方式を好むごんごんですが、浴槽の広さや人気ぶり考えると、目に見える汚れを除去するだけでも、どうしても循環は必要だと思います。
そういった難しい環境の中、お湯の個性を最大限に残すような方法で循環殺菌されていることには、とても好感が持てました。
湯舟はあつ湯、ぬる湯に加え、電気風呂、ジャグジーなど種類が豊富な上、大人数に対応するためかなり広いです。ぬる湯浴槽が1番浴感が強かったです。
洗い場はパーティション(お花のステンドグラス調)で区切られていて、椅子が膝丈ぐらいの高さなので、脚に痛みのある人には嬉しいと思います。
こちらは温泉のほか、飲食施設や売店などもかなり充実していて、三世代家族の利用も目立ちました。温泉にことさら思い入れがない人でも楽しめる施設だと思います。10人が参考にしています
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