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JR紀勢本線白浜駅からバスで湯崎バス停まで行き、そこからちょっと歩いたところにあります。駐車所もありますがかなり混んでいるようです。
その名のとおり岬の先っぽのところにある共同湯です。料金は400円ですが、脱衣場には鍵がないので貴重品は別途貴重品ロッカーに入れる必要があり、さらに100円かかります。
脱衣場と言っても海水浴場にあるような簡易なあずまやに棚があるだけで、屋根こそあるが風がかなり吹き込んで寒かったです。そそくさと脱いで風呂場へ向かうと、それはまさに海。階段を降りていくと全部が露天の岩風呂状態になっていて、特に下の段の浴槽はすぐそこまで波が打ちつけていて、下手すれば海水が侵入しかねないスリルある風呂です。まあ、風呂というより一種のアトラクションとでも言ったらいいのでしょう。ただ、残念なことにこの風呂にはカメラ類の持ち込みや撮影は一切禁止となっているので、この迫力は文章でしかお伝えすることができません。
泉質は無色透明塩味硫黄臭、ヌルヌル感はなしとパンチの効いたいい湯です。あふれた湯が海に流れ出す岩のところには析出物がびっしりと堆積しています。しかし湯は文句ないのですが、風呂を出てから着替えるまでが大変。風に吹きさらされて、せっかく温まった体がすっかり冷えてしまいました。冬の寒い時期、特に風の吹いているときは向いていないということを覚悟しておかねばなりません。この時期だと減点要素。5人が参考にしています