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この季節の川湯と言えば「仙人風呂」が有名ですが、今回は共同浴場に立ち寄りさせていただきました。
たこ焼きを販売している横に受付があります。雑多とした雰囲気のアプローチです。
しかし、脱衣所も年季は感じますが綺麗に使われており、浴槽もなんとも言えずいい雰囲気です。
この日はとても天気が良かったので、窓から入る明るい日差しの中、硫黄の香りのお湯を楽しみました。
お湯は透明で、「仙人風呂」にみられる湯の花は見ることはできませんでした。
お湯としては自然湧出の「仙人風呂」の方が新鮮かつ硫黄の香りも強いと思いますが、
こちらはこちらで、すべすべとする肌あたりのお湯です。
多少の加水がされているとはいえ、どんどん注がれ、流れ出るお湯の量は半端ではありません。
平日の昼下がり時、貸し切り状態での入浴は大変気持ちが良かったです。
帰り際にふと見ますと、ステンレスのシンクにプラ容器が入っていて、
そこにはぬるめの温泉が大量に掛け流されていました。硫黄の香りがする蛇口のお湯。
湯量の多い温泉地では、水道水より温泉が普段使いなのは承知しておりますが、
なんとも贅沢なことだと感じました。3人が参考にしています