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このホテルは日本全国に50箇所ある国民年金の宿の一つである。
温泉はホテルと別建物になっており、ボウリング場が併設されている。公営のため営業時間は短い。また立地が洛西ニュータウン近くの集客ゾーンにあるため、休日の時間帯によっては結構混みあっている様だ。
施設はというと電気風呂はないものの、サウナやジェットバスなどは一応揃っており、それなりに時間をかけて楽しめる。ただ、露天風呂は眼前に建物の無粋な壁面が迫っているので味気ない。結局、内湯にある第1源泉の寝湯と第2源泉の水風呂で大半の時間を過ごした。
温泉は2つある源泉をうまく利用しており、泉温は低いが湯量の豊富な第2源泉を洗い場のカランや水風呂に使用し、露天や主浴槽は第1源泉としている。泉質はそれぞれに特徴があって良いと感じた。
浴室の入口には温泉成分や加温や循環などの温泉の使い方、湯船ごとの検査結果などをかなり大きく貼り出すなど情報公開は積極的で、前日に行った大阪此花区の温泉とは対照的だなと思った。あそこは探し回らないと分からないような隅っこに豆粒のような字で表示されていた。
なお、ここは竹の郷温泉と称しており、毎月第3土曜日夕刻に竹の郷寄席という落語会を休憩室座敷を利用して開催しているそうで、落語ファンは是非どうぞ…。0人が参考にしています